IT転職の書類選考が通らない理由【30代・未経験が20社落ちて気づいたこと】
IT転職の書類選考、全然通らない……。
私もそうだった。設備管理の仕事をしながら転職活動を始めて、最初の2ヶ月で20社以上に応募したけど、書類で落ちまくった。
「未経験歓迎」って書いてあるのに、なぜ通らないのか。当時の私はほんとうに意味がわからなかった。
この記事では、30代・子持ち・未経験でIT転職した私が、書類選考を通過できなかった理由と、通過率を上げるためにやったことを正直に書く。
まず知ってほしい、IT転職の書類選考通過率の現実
最初に現実の数字を書いておく。
- 「未経験可」の求人:書類通過率は約3〜4%(30社に1社)
- 「未経験歓迎」の求人:書類通過率は約10%(10社に1社)
- 転職全体の平均:書類通過率約10〜20%
「未経験歓迎」でも10人に1人しか通らない。これが現実だ。
私の場合も、最初の20社でまともに通過できたのは1〜2社だった。数字で見ると当然なのかもしれないけど、当時は「自分だけがダメなのか」と思っていた。
書類選考が通らない理由3つ
書類で落ちまくっていた頃と、通過率が上がった後を比べて気づいたのは、この3つだった。
①「30代=即戦力」を求められているから
企業は20代には「伸びしろ」を期待する。でも30代には「今すぐ使えるか」を求める。
「未経験歓迎」は20代向けに書かれていることが多い。30代で未経験から応募すると、書類の段階で年齢で弾かれているケースがある。
これは採用担当者が悪いわけじゃなく、そういう構造になっている。つまり「未経験歓迎」という言葉をそのまま信じて30社に応募しても、構造的に通過率が下がるということ。
対策:「第二新卒歓迎」ではなく「30代歓迎」「ミドル層歓迎」の求人を選ぶか、IT経験者が多く在籍する中小・ベンチャーを狙う。
私が実際にやらかしたのは、大手SIer数社に片っ端から応募したことだ。「未経験歓迎」と書いてあったので応募したが、全部書類で落ちた。後からエージェントに聞いたら「あの会社は30代未経験はほぼ通らない」と言われた。
「未経験歓迎」と書いてあっても、実際の採用実績が20代中心の会社は山ほどある。求人票の文言より、エージェントに「30代でも通過実績がありますか?」と確認する方が確実だ。
②職務経歴書の書き方が間違っていた
私が最初に書いた職務経歴書は、ほぼ「日記」だった。
- 「設備管理として〇〇工場で空調・電気設備の保守を担当しました」
- 「チームで協力して業務を進めました」
これでは何も伝わらない。採用担当者が見ているのは「この人が自社に入ったら何ができるか」だ。
職務経歴書で変えた3点:
- 数字を入れる:「約30台の設備を管理」「月次点検を担当、ダウンタイムを◯%削減」
- IT要素を紐づける:「点検記録をExcelで管理・集計していた」「システム障害時の一次対応に携わった」
- 企業ごとに書き直す:同じ書類を使い回さない
職務経歴書を書き直したら、通過率が目に見えて変わった。
③応募する企業を間違えていた
最初は「IT転職エージェントが勧める求人に片っ端から応募」していた。でも、それが間違いだった。
エージェントは応募数を増やしたいので、マッチング精度より応募数を優先することがある。私の場合、明らかに求める経験年数や職種が合っていない求人まで応募していた。
書類選考を意識して企業を選ぶポイント:
- 「未経験歓迎・30代以上OK」と明記されている求人に絞る
- テスト・検証・保守系の職種(経験ゼロでも入りやすい)を選ぶ
- 100〜500人規模の中小IT企業を中心にする(大手は書類で落とされやすい)
実際の話をすると、エージェントから「ここ受けてみませんか」と勧められた求人を自分で確認したら「PM経験者優遇・経験5年以上歓迎」と書いてあった。どう見ても通らない。
エージェントを責めているわけじゃない。向こうも仕事でやっているし、応募してみないとわからない部分もある。でも「エージェントが勧めた=自分に合っている」ではない。自分で求人票を読んで、30代未経験が書類を通る可能性があるかを判断する目が必要だ。
私が後半で意識したのは、応募前に必ず「この会社の採用実績に30代未経験はいるか」をエージェントに聞くことだった。それだけで無駄な応募が減り、通過率が上がった。
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通過率を上げるために私がやった3つのこと
書類通過率が上がったのは、以下の3つを変えてから。
①IT転職エージェントに書類を添削してもらった
一人で書いた職務経歴書には限界がある。IT業界の採用担当者に「何が刺さるか」を知っているのはエージェントだ。
私が使ったのはレバテックキャリアとマイナビIT AGENTの2社。それぞれのエージェントに同じ書類を見せて、「どう直せばいい?」と聞いた。
結果:2人のアドバイスが食い違う部分が多かった。それでも共通して言われたことを優先的に直した。
②ITの基礎資格を先に取った
ITパスポートをとった。1ヶ月の勉強で取れる資格だが、書類に「ITパスポート取得済み」と書けるだけで印象がかなり変わった。
「なんでもやる気があります」より「実際に動いています」の方が伝わる。
30代未経験が先にとるべき資格の優先順位:
- ITパスポート(1〜2ヶ月)
- 基本情報技術者(3〜6ヶ月)
- CCNA(ネットワーク系に進むなら)
③応募企業数を増やしつつ質を上げた
書類通過率10%の世界では、10社応募して1社通れば「普通」だ。
私は最終的に35社に応募して、書類通過は約10社(通過率28%)だった。途中から企業選びと書類の質を上げた結果、後半の通過率が上がってきた。
1〜2社応募して「通らない」と諦めるのは早すぎる。最低でも10社、できれば20社は応募してから判断してほしい。
書類通過したら面接準備を始める
書類選考を突破できたら、次は面接だ。
面接でも「何を話せばいい?」と悩む30代未経験者は多い。私が落ちまくって気づいた面接攻略法は別記事に書いた。
→ IT転職の面接で何を話せばいい?未経験30代が落ちまくって気づいたこと
まとめ
IT転職の書類選考が通らない理由をまとめると:
- 30代に即戦力を求める構造的な問題がある(未経験可でも30代は不利)
- 職務経歴書が「日記」になっている(数字・IT要素・企業カスタマイズが必要)
- 応募する企業を間違えている(30代歓迎・中小IT企業に絞る)
やること:
- エージェントに書類を添削してもらう
- ITパスポートを先にとる
- 最低10〜20社は応募する
書類選考で落ちることが続くと、自分を否定された気分になる。でも書類は「スキルの有無」を判断しているんじゃなく、「自社に入ったときのイメージ」を確認しているだけだ。
書き方を変えれば、通過率は上がる。私がそうだった。
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