設備管理からIT転職した話。34歳・未経験・子持ちが1年かけてやったこと
「設備管理からITに転職できますか?」
転職エージェントに初めて聞いたとき、正直自信はなかった。34歳、設備管理歴10年、IT知識ゼロ、子供1人。どう考えても不利な属性だった。
でも結果として転職できた。この記事は、そこまでの1年間にやったことを全部書いている。
なぜ設備管理からIT転職を考えたのか

体力的な限界を感じていた
設備管理の仕事は、現場で体を使う仕事だ。巡回、点検、夜勤。30代前半まではなんとかなっていたが、34歳のあたりから疲れの抜けが遅くなった。あと10年、20年これを続けるのかと思ったとき、素直に「無理かもしれない」と思った。
子供が生まれて、働き方を見直したくなった
子供が生まれてから、夜勤が辛くなった。生活リズムがずれて、妻に負担をかけていた。リモートワークができる仕事、残業が少ない仕事に憧れた。IT業界はその条件に近いと感じた。
年収を上げたかった
設備管理の年収は350万円ほどだった。将来の教育費や住居費を考えると、このままでは厳しいと感じていた。IT職は経験を積むほど年収が上がりやすいと聞いて、長期的な観点で選んだ。
設備管理からIT転職で武器になった経験
最初は「アピールできることがない」と思っていた。でも振り返ると、設備管理の経験はIT転職で意外と使えた。
トラブル対応の経験
設備の不具合が起きたとき、原因を特定して対処する。これはITのインフラ系の仕事でも似た思考が求められると気づいた。「何が起きているのか→なぜ起きているのか→どう直すか」という問題解決の流れは同じだ。面接でこの点を話したとき、面接官に「なるほど」と言われた。
報告書・記録の習慣
設備管理では点検記録や日報を毎日書いていた。正確に記録する習慣は、IT業界でも評価された。「ドキュメントを書ける人は少ない」と転職先の面接官が言っていた。
夜勤・シフトで培った自己管理能力
不規則な勤務の中でも体調を崩さず働いてきた経験は、「タフさ」としてアピールできた。これも地味に評価されたポイントだった。
転職活動の1年間でやったこと
| 時期 | やったこと | 結果 |
|---|---|---|
| 1〜3ヶ月目 | IT転職を調べる・エージェントに相談・方向性を決める | インフラエンジニア志望に絞る |
| 4〜6ヶ月目 | ITパスポート取得・職務経歴書のIT向けリライト | 書類通過率が上がる |
| 7〜9ヶ月目 | LinuC Level1取得・書類応募20社 | 面接5社に進む |
| 10〜12ヶ月目 | 面接対策・条件交渉・内定承諾・退職手続き | 34歳・未経験で内定獲得 |
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まず転職エージェントに登録した
最初にやったのは、レバテックキャリアへの登録だった。IT専門のエージェントで、未経験でも相談に乗ってくれると聞いていた。
最初の面談で正直に状況を話した。「設備管理10年、IT知識ゼロ、34歳、子持ち。転職できますか?」と。担当者は「難しいですが、可能性はゼロではない」と言った。曖昧だったが、否定されなかったことが次に進む力になった。
基本情報技術者試験の勉強を始めた
IT知識がないまま転職活動をしても、書類で落とされ続けると思った。「未経験でも学ぶ姿勢がある」を示すために、基本情報技術者試験の勉強を始めた。
勉強時間は主に通勤中と、子供が寝た後の夜30〜60分。会社のレポートや参考書を使って半年かけて勉強した。結果は一度落ちて、2度目で合格した。
資格が取れたことで、履歴書に書けるものができた。これが最初のターニングポイントだった。
応募を続けた(20社以上)
書類選考は正直、通過率が低かった。20社以上応募して、面接まで進めたのは5〜6社。そのうち内定が出たのは2社だった。
途中で「やっぱり無理かも」と思う時期があった。子供が熱を出して面接を一度キャンセルしたこともあった。でも、エージェントが「未経験は数で勝負」と言っていたので、諦めずに応募し続けた。
34歳・未経験・子持ちで内定が出た理由

「なぜIT?」の答えを磨いた
面接で必ず聞かれるのが「なぜIT業界を選んだのですか?」という質問だ。最初は「成長業界だから」とか「リモートワークがしたいから」などと答えていた。でもそれは面接官には刺さらなかった。
エージェントにフィードバックをもらって変えた答えは、「設備管理でトラブル対応をしていた経験から、ITインフラの仕事に親和性を感じた。設備という物理的なインフラから、デジタルインフラへのシフトとして捉えている」というものだった。これが刺さった。
家族がいることを強みとして話した
子持ちであることは、転職活動では弱みだと思っていた。でも面接で正直に「子供がいるので長く働ける会社を選びたい。だから御社のような環境を重視しています」と話したとき、むしろ好意的に受け取られた。
「家族のために転職した」というのは、責任感として見られることがある。逃げるための転職ではなく、前向きな選択として伝えることが大事だった。
転職して1年、設備管理と比べてどう変わったか

体への負担が減った
夜勤がなくなり、在宅勤務が週2〜3回になった。体が楽になった。寝不足で出勤することがなくなり、週末に動ける体力が戻ってきた。
子供と過ごせる時間が増えた
保育園のお迎えを担当できる日が増えた。参観日に初めて行けた。設備管理をしていたときには想像できなかった生活だ。
年収は一時下がり、1年後に回復した
転職直後は年収が下がった。未経験採用なので仕方ない。でも1年後には元の水準を超えた。IT業界は経験が積み重なるほど評価が上がりやすく、長期的に見れば正解だったと思っている。
設備管理からIT転職を成功させる具体的なステップ
今すぐできる3つのアクション
設備管理からIT転職を考えているなら、今すぐやるべきことは以下の3つだ。
- IT転職エージェントに登録する(未経験・勉強前でも相談OK)
- 目指す職種を1つ絞る(設備管理経験者には社内SEやインフラ運用が合いやすい)
- ITパスポートの勉強を始める(スキマ時間で3ヶ月あれば取得できる)
設備管理の経験は「障害対応力」「現場コミュニケーション力」「設備の仕組みを理解する力」という形でIT業界でも直接活かせる。自分の経験を「IT文脈で言語化する」だけで面接の印象は大きく変わる。
私の場合はエージェントに「設備管理の経験をどうアピールするか」を一緒に考えてもらったことが、書類通過率を上げる大きなポイントだった。自分では「強みじゃない」と思っていた経験が、面接では「即戦力」として評価されたのだ。
注意点として、設備管理から開発エンジニア(プログラマー)を目指すのは難易度が高い。インフラ・社内SE・ITサポートなど、現場経験が活かせる職種を選ぶのが最短ルートだ。
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まとめ。設備管理からのIT転職、可能かどうか
可能だった。ただし、簡単ではなかった。
34歳・未経験・子持ちでも転職できた理由を一言で言うなら、「諦めなかったから」になってしまうが、もう少し具体的に言うと、「資格を取って、エージェントを使って、数打った」ということになる。
設備管理の経験は、思っていたより使えた。現場で培ったトラブル対応や記録の習慣は、ITの世界でも通じた。「自分には何もない」と思っている人も、整理してみると武器になるものがあるかもしれない。
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