妻に泣かれた夜から、30代パパが転職を決めた話
あの夜のことを、正確に覚えています。
子どもたちを寝かしつけて、リビングに戻りました。妻はソファで洗い物のタオルをたたんでいて、テレビはついていませんでした。そのタイミングを「今しかない」と思って、切り出したんです。
「転職しようと思う。IT系に」
妻はしばらく黙っていました。3秒か、10秒か、正確にはわからないんですが、そして泣き出しました。
声を出して泣くわけではなくて、目にじわっと涙がたまって、それがこぼれる感じでした。「そっか」と小さく言って、タオルをたたみ続けていましたよ。
私は何も言えなかったです。

翌日、泣いた理由を聞いてみました
30代パパの転職は、独身の転職とはまるで違う。家族の反対、収入の不安、子どもの成長。そのすべてを背負いながら動くことになる。この記事では、30代パパが転職を決意するまでのリアルな流れを正直に書く。
「不安になった。収入が下がったら、どうしようって」
それだけでした。反対というわけじゃなくて、ただ不安だったと言うんですよね。
子どもがふたりいて、家のローンがあって、私の給料を軸に生活が回っている。転職で収入が下がる可能性がある、という話をされたら、普通は怖いですよね。その怖さが涙になったんだと思う。
自分でもわかっていたはずなのに、いざ泣かれると頭が真っ白になってしまいました。

そこから私がしたこと
翌週末、家計の収支表を一から作りました。現状の支出がいくらで、転職後に年収がどれくらい下がった場合でも生活できるか、数字で見えるようにしたんです。
結論は「年収が50万下がっても、生活水準を大きく変えなくても6ヶ月は耐えられる」でした。貯金と支出の見直しを組み合わせれば、もう少し猶予が伸びます。
その表を妻に見せました。
妻の反応は「思ってたより大丈夫なんだ」でした。泣いた夜から2週間後のことです。
数字を見せると人は安心するんですよね。感情の話は感情では返せないけれど、数字は数字で返せる。それを学んだのがこの経験でした。
活動中盤、一番つらかった時期
転職活動は結局6ヶ月かかりました。
妻が一番つらそうだったのは、活動の中盤、面接が続けて3社落ちた時期です。私が落ち込んでいると、妻も沈んで、家の空気が重くなってしまいました。子どもはそういうのを敏感に感じ取るみたいで、4歳の長男が「パパ、元気ないの?」と聞いてきた夜は、さすがに堪えましたよ。
でも最終的に内定が出た日、妻は「よかった」と言いました。泣かなかったです。あの夜と逆でしたね。

家族がいる人への転職の話
転職を考えている人、特に家族がいる人へ。
パートナーを説得しようとする必要はないと思っています。説得ではなくて、情報を共有することが大事だと感じました。転職後の数字、活動のスケジュール、最悪のケースとその対処。それを一緒に見ることで、「ふたりの問題」になるんですよね。
ひとりで抱えている間は、相手には不安しか伝わらないんです。
(参考:厚生労働省 jobtag「システムエンジニア」職業詳細)

妻に切り出す前に、準備しておくべきこと
あの夜を振り返って思うのは、「準備が足りなかった」ということだ。感情だけで話を切り出してしまったから、妻は不安にしかなれなかった。
もし今、同じ状況にいる人がいるなら、こう準備してから話してほしいです。
①家計の収支を数字で出す
毎月の支出合計と、現在の貯金残高。転職後に年収が何万円下がっても生活できるか。「感覚」ではなく「数字」で示すことで、相手は話を冷静に聞けるようになります。私は転職後に年収が50万下がっても6ヶ月は乗り越えられると計算して、それを表にして見せました。
②転職のスケジュール感を伝える
「いつから活動して、いつ頃内定が出そうか」という見通しを持っておくことで、相手の不安が減ります。「いつになるかわからない」より「3〜6ヶ月の活動を予定している」の方が、ずっと受け入れやすい。
③最悪のケースと対処を考えておく
転職活動が長引いた場合どうするか、内定が出なかった場合はどうするか。最悪のケースを先に考えておくと、話しながら「最悪こうなっても大丈夫」と言える。この一言があるかないかで、相手の安心感がまったく違います。
転職活動中、妻との関係で気をつけたこと
6ヶ月の転職活動の中で、妻との関係で意識したことが2つあります。
ひとつは「進捗を定期的に共有する」こと。週1回でいいので「今週は3社応募して、1社から書類通過の連絡があった」と報告するようにしました。報告があると相手も一緒に活動している感覚になって、孤立感が薄れます。
もうひとつは「落ちた話をちゃんとする」こと。不合格の連絡を黙って受け取っていたら、妻に「なんか元気ないね」と言われました。それから「今日落ちた。でも次がある」と素直に話すようにしたら、妻から「次はどんな会社?」と聞いてくれるようになりました。
転職は個人の活動のように見えて、家族全員に関わる話です。ひとりで抱え込まない方が、結果として早く動けます。
転職を決意してから内定まで、妻との関係はどう変わったか
正直、転職活動中が一番夫婦の関係がギリギリだったと思う。妻は「応援したい」という気持ちと「不安」が混在していて、私もそれを感じながら活動していた。
転職活動の中盤から、週に1回「今週どうだったか」を夫婦で話す時間を作るようにした。落ちた話も、良かった手応えも、全部共有するようにした。そうすると妻の表情が少しずつ変わってきた。「一緒に戦ってる感覚」が生まれたんだと思う。
内定が出た日の夜、妻は泣いた。最初に泣かれた夜とは、全く違う涙だった。
家族のいる人が転職するとき、一番大事なのは「結果を出すこと」より「プロセスを共有すること」だと今は思っている。パートナーを不安にさせたまま動くより、一緒に歩いた方が、結果的に早く内定が出る気がした。
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まとめ:妻に泣かれた夜に学んだこと
あの夜から2年以上が経った。今はIT企業に転職して、年収も上がり、残業は激減した。妻は「転職してよかったね」と言ってくれる。
でも一番変わったのは、「夫婦で大事なことを話し合える関係になった」ことだと思っている。転職がきっかけで、家計・将来・リスクを一緒に考える習慣が生まれた。転職は個人の行動に見えるが、家族全体のプロジェクトだったと今は感じている。
妻に泣かれた夜は正直つらかった。でも今思えば、あの涙は「あなたの転職を一緒に考えたい」というサインだったのかもしれない。あの夜がなければ、家族全員で転職活動に取り組む姿勢は生まれなかったと思う。
家族のいる転職活動で大切なのは、パートナーを「説得」しようとするより「一緒に考える」姿勢だ。数字を見せること、スケジュールを共有すること、不安を隠さないこと。その3つが、あの転職活動で私が学んだことだ。
もし今、同じように悩んでいる人がいるなら、まず家計の収支を数字にしてみてほしい。「感覚」が「データ」になると、夫婦の会話が変わる。そしてエージェントに相談して転職の全体像を把握することで、相手に伝えられる情報が大幅に増える。情報が増えると不安は減る。準備が整えば、話し合いはずっとうまくいく。一人で抱え込まず、家族全員を巻き込んで動こう。
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