ビズリーチを30代・子持ち・未経験で使った、正直な話
転職を考え始めたころ、まずビズリーチに登録しました。
理由は単純で、名前を知っていたからです。テレビCMで見たことがあって、「転職といえばビズリーチ」くらいの認識でした。
結論から言います。私には、早すぎました。
ただ、それは「ビズリーチが悪い」という話じゃない。使う人のスペックと、サービスの設計がマッチしていなかった、というだけの話です。正直に書きます。
結論。ビズリーチは私には「早すぎた」

私のスペックを先に書いておきます。登録したのは34歳。前職は設備管理で、ITとは完全に無縁。資格なし、マネジメント経験なし、年収は350万円前後。子供が1人いて、妻も働いていました。
ビズリーチに登録して、最初の2週間でスカウトが届いた数は3件。しかもそのうち2件は、私の経歴と全く関係のない業種からでした。残り1件は、ヘッドハンターからの「話を聞かせてください」という内容で、具体的な求人ではありませんでした。
その後も2ヶ月ほど登録を続けましたが、状況はほとんど変わりませんでした。スカウトが来ない。来ても的外れ。自分から求人を探しても、「年収500万円以上」「マネジメント経験必須」の求人ばかり。
ビズリーチがハイクラス転職向けのサービスだということを、登録してから初めてちゃんと理解しました。
それでも登録した理由と、使ってみてわかったこと


登録した理由は、正直「有名だから」以上のものはありませんでした。CMで見た、名前を知っている、なんとなく使えそう。それだけです。事前に「どんなサービスか」を調べずに登録してしまったのが失敗でした。
使ってみてわかったことがいくつかあります。まず、ビズリーチはスカウト型のサービスです。こちらからガツガツ応募するよりも、プロフィールを充実させて企業やヘッドハンターからスカウトを待つ設計になっています。
そして、スカウトの質は登録者のスペックに比例します。年収が高い、専門スキルがある、マネジメント経験があるほど、良質なスカウトが来やすい。逆に私のように「未経験で年収低め」だと、スカウトの数も質も落ちます。これは仕組み的に当然で、ビズリーチが悪いわけじゃありません。
もう一つわかったのは、「自分の市場価値を知る」という意味では、使ってよかったということです。スカウトが来なかったことで、「今の自分のスペックでは、ハイクラス転職市場では戦えない」という現実を、数字として突きつけられた。それはむしろ有益な情報でした。
ビズリーチが向いている30代、向いていない30代


正直にまとめます。
ビズリーチが向いているのは、こういう30代だと思います。今の年収が600万円以上ある、専門的なスキルや資格を持っている、マネジメント経験がある、業界内でのキャリアアップを考えている。こういう人には、質の高いスカウトが来て、良い求人に出会えると思います。
逆に向いていないのは、私のような人です。異業種・未経験での転職を考えている、現職の年収が低め、専門スキルがまだない、「とにかく転職したい」という段階の人。こういう場合は、ビズリーチより先にやることがあります。
ビズリーチは「武器を持っている人」が使うサービスです。武器を持っていない段階で登録しても、なかなかマッチしません。これは私の実体験からの正直な感想です。
私が最終的に選んだエージェントと、転職できた話

ビズリーチで手応えを感じられなかった私が次に使ったのは、IT特化の転職エージェントでした。
エージェントを使ったことで、変わったことが2つあります。一つは、「自分のスペックで現実的に狙える求人」を教えてもらえたこと。ビズリーチでは自分から探すしかなかった求人が、エージェント経由で「あなたならここが合いそうです」と提案してもらえた。
もう一つは、書類と面接の準備を一緒にやってもらえたこと。履歴書・職務経歴書の書き方、志望動機の言語化、面接でよく聞かれること。これを一人でやっていたら、もっと時間がかかっていたと思います。
結果として、エージェントを使い始めてから約3ヶ月で内定をもらいました。ビズリーチを使っていた2ヶ月間では1社も面接まで進めなかったことを考えると、エージェント経由の方が私には合っていた。
未経験・異業種での転職を考えているなら、最初からエージェントを使うことをおすすめします。ビズリーチはその後、スキルと年収がついてから使う方が、効果を実感できると思います。私はそう考えています。

ビズリーチを使って気づいた、30代転職の本質
ビズリーチで2ヶ月間スカウトを待ちながら、一つのことに気づきました。転職市場において「スカウトされる人」と「自分で動かなければいけない人」がいるということです。
スカウトされる人は、企業が欲しがるスキルや実績を持っている人です。年収600万以上、専門資格、マネジメント経験、これらがある人はビズリーチの設計と合っています。
私のような「未経験・年収低め・異業種」は、自分から動く必要があります。スカウトを待つ設計のサービスを使っても、時間が流れるだけ。これが、ビズリーチを「早すぎた」と感じた本質です。
では、30代未経験が最初に使うべきものは何か
実体験から言うと、IT転職エージェントの一択です。特にIT特化型を最初に使うべき理由が3つあります。
①自分の市場価値を正しく教えてくれる
ビズリーチは「スカウト数」という形で市場価値を間接的に示します。一方、IT特化エージェントは面談の中で「あなたの経歴ならこの職種・この年収帯が現実的」と直接教えてくれます。未経験の段階では、この直接的なフィードバックの方がずっと使えます。
②書類・面接の準備を一緒にやってくれる
ビズリーチは求人プラットフォームなので、書類や面接の準備はすべて自分でやる必要があります。エージェントは職務経歴書の添削、志望動機の作り方、面接で聞かれる質問の対策を一緒にやってくれます。未経験転職では、この準備の差が選考通過率に直結します。
③「自分では知らなかった求人」に出会える
ビズリーチで自分から探すと、どうしても「知っている会社名」「馴染みのある職種名」で検索してしまいます。エージェントは担当者が「あなたに合いそう」と判断した求人を提案してくれるので、自分では気づかなかった選択肢に出会えることがあります。私の場合、エージェント経由で知った会社に最終的に内定しました。
まとめ:ビズリーチは「いつか使う」サービスだった
ビズリーチは悪いサービスではありません。ただ、使うタイミングと自分のスペックが合っていないと、手応えが得られないサービスでもあります。
30代・未経験・異業種転職を考えているなら、まずIT特化のエージェントに相談することをおすすめします。自分の市場価値と、現実的な転職先の方向性を教えてもらってから動く方が、遠回りせずに済みます。
ビズリーチは、転職に成功してスキルがついた後に「次のキャリアアップ」で使うサービスだと、今は思っています。私はそうするつもりです。
まず相談してみることが、一番の近道でした。→ レバテックキャリアを30代・子持ち・未経験で使った話はこちら
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