子育て中の30代がIT転職のためにやった勉強法【1日30分でも積み上がった】
IT転職を考えているけど、「何を勉強すればいいかわからない」「子育て中で時間がない」という人に向けて、私が実際にやったことを正直に書く。
私は34歳・子持ち・設備管理からIT転職した。勉強を始めた当初は、何をどこから手をつければいいか全くわかっていなかった。でも1日30分をなんとか続けたら、3ヶ月で内定が出た。
【結論】1日30分、3ヶ月続けたら内定が出た
勉強法を語る前に、結論を先に言う。私がやったのは「CCNAの参考書を読む」「Ping-tでひたすら問題を解く」この2つだけだ。特別なスクールにも通っていないし、プログラミングもやっていない。
ポイントは、毎日の量より「毎日続けること」だった。1日30分でも、3ヶ月続けると90時間になる。最初からそう聞けば大した量じゃないと思うかもしれないが、子どもが風邪をひいた日も、仕事がキツかった日も続けると、それなりに身につく。
私がやった勉強の中身を正直に言う
やったことをリストにする。
- CCNA取得(ネットワーク資格):参考書1冊+Ping-t(問題集サイト)を3ヶ月。費用は参考書代3,000円とPing-t月額500円程度。
- Linuxコマンドの基礎:無料サイト「Linux標準教科書」をPDFで読んだ。インフラ系の面接で「Linuxは触れますか?」と聞かれることが多かったので準備した。
- ITパスポートは受けなかった:当初受けようとしたが、転職エージェントに「インフラ志望ならCCNAの方が評価される」と言われてやめた。
合計費用は1万円以下。スクールに通わなくてもやれた。
資格より「実務で使えるか」を意識した
資格を取ることが目的になりかけた時期がある。「CCNAさえ取れば転職できる」という思い込みだ。でもエージェントとの会話でわかったのは、採用担当者が見るのは「資格の有無」より「その知識を実際に使えるか話せるか」だった。
だから勉強中も「これはどういう場面で使うのか」を常に考えながら読んだ。参考書の内容をただ暗記するのではなく、「設備の現場で使っているLANも、こういう仕組みで動いているのか」と結びつけることで、面接でもスラスラ話せるようになった。

子育て中の30代が勉強時間を確保した方法
「時間がない」は本当にそうで、言い訳ではない。子どもが小さいうちは、夜も自分の時間なんてほとんどない。でも工夫すれば30分は作れた。
子どもが寝た後の30分が最強だった
21時〜21時半。子どもが寝てから、妻も少し落ち着く時間帯に机に向かった。この時間を「IT転職の時間」と決めて、毎日ルーティンにした。
最初は眠くて無理だと思っていたが、習慣になると不思議とできる。逆に「今日はやらなかった」という罪悪感の方が辛くなった。
ただ、子どもの夜泣きや体調不良でこの時間が使えない日も多い。そういう日は「今日は仕方ない」と割り切るようにした。完璧主義でやると続かない。
スマホ1本でできる勉強も組み合わせた
Ping-t(CCNA問題集)はスマホアプリでも使える。通勤電車の中、昼休みのトイレ、子どものお迎え待ちの5分。これを全部かき集めると、1日トータルで1時間近くになっていた。
参考書は重くて持ち歩けないが、スマホの問題集なら隙間時間に使える。この2段構えが自分には合っていた。

私が実際にやった1週間の勉強スケジュール
子育て中の30代が勉強時間を作るには、「隙間を狙う」しかない。私が実際にやっていた1週間のスケジュールはこうだ。
平日:子どもが寝た後の22時〜22時半(30分)にテキスト読み+Udemyの動画1本。休日:午前中の子どもの昼寝タイム(45分〜1時間)に問題演習。これを3ヶ月続けた結果、CCNAに合格できた。
最初は「30分では何も身につかない」と思っていた。でも毎日続けると90日で45時間になる。資格の参考書1冊を読み切るには十分な時間だった。継続が本当に力になると実感した。
スマホだけでできる勉強ツール、使ってよかったもの
通勤・移動中はスマホで勉強した。特に使ってよかったのは以下の3つだ。
①Ping-t(CCNAの問題集アプリ):隙間時間に問題を解くのに最適。無料でも十分使える。②YouTube(IT解説チャンネル):「ずんだもんで学ぶネットワーク」系の動画が初心者に優しい。③Notion(学習メモ):その日に学んだことを3行でメモ。振り返りに役立った。
お金をかけなくても勉強できる環境は整っている。問題は「何をやるか」より「毎日やれるか」だ。スマホ1台あれば、子どもの送り迎えの待ち時間でも積み上げられる。
やってみて「これはムダだった」と思ったこと
失敗談も書く。うまくいったことだけ書いても意味がないので。
分厚い参考書を最初から読もうとした
CCNA参考書は500ページ以上ある。最初は「1日10ページ読もう」と決めてやっていたが、2週間で挫折した。読んでいても全然頭に入らないし、どこが重要かもわからない。
途中でやり方を変えた。先にPing-tで問題を解いてみて「わからない問題の解説を参考書で読む」という逆引き方式にしたら、一気に理解が進んだ。問題から入るのが正解だった。
スクールに入ろうとして踏みとどまった理由
転職活動中、プログラミングスクールの営業電話が何度かかかってきた。「未経験でも3ヶ月で転職保証」という謳い文句で、費用は50〜80万円程度。
正直、一瞬乗りかけた。でも妻に相談したら「それだけのお金があるなら、まず無料でやれることを全部やってからにして」と言われた。正しかった。結局スクールに入らずに転職できた。
スクールが全部ダメとは言わない。ただ、子育て世帯が何十万も使う前に、無料でできることをやり切ってから判断してほしい。
転職エージェントも無料で使えるし、私が使ったレバテックキャリアは面接対策も丁寧だった。
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未経験30代が勉強で意識すべき1つのこと
最後に、これだけ伝えたい。
「何を覚えるか」より「なぜIT転職したいか」を先に固める
勉強を始める前に「なぜITか」が言語化できていないと、途中で方向性がブレる。私も最初は「将来性があるから」という曖昧な理由しかなかった。
でも勉強を続けながら、「設備管理でずっとアナログ作業をしていたのに、IT化で全部変わっていく現場を見て、この波に乗りたいと思った」という自分の言葉が出てきた。これが面接での志望動機の核になった。
勉強の内容より先に、「なぜ」を自分の言葉で話せるようになることが、30代未経験の最大の武器だと思っている。
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