2025.06.09

【新しい挑戦】信頼の先にあった“提案する技術職”へ｜未経験パパが見つけた成長の分岐点

1midorimasuku@gmail.com

🌱導入パート：提案型技術職へ挑む理由は、自分と家族のためにあった

🙋‍♂️ 僕の転職は30代の“普通のパパ”からスタート

営業から技術職へ転職し、30代半ばで未経験スタートだった僕。
「子どもと過ごす時間を増やしたい」という思いだけで、右も左も分からない職場に飛び込みました。

✔️最初の数ヶ月は「指示されたことをきちんとやれば大丈夫」
✔️1年目は「信頼されるように報連相・ミスの少なさ」を意識
✔️1年半がたち、「頼りにされる人」にはなったと思っていた…

でも、働き始めて約1年半のある日、心に小さな“違和感”が芽生えました。

🤔「このままで仕事として満足できるのか？」

「目の前の業務をこなすだけの生活で、やりがいは感じているのだろうか？」
「家庭と仕事の両立はできているけど、この先、同じ毎日でいいの？」
「“指示されたことをやる人”で終わってしまうことへの焦り…」

そんな疑問が少しずつ日常に影を落とし始めたのです。

🗣ある日の1on1で、何気ない言葉にハッとした

ある朝の1on1。
上司がさらりと一言、こう言ったんです。

「〇〇さん、そろそろ“現場を変える力”が求められるフェーズだよ」

その瞬間、
「うわっ…それ自分のことだ！」と内心叫びました。

「信頼される人」への昇格。
だけどその先には、「提案する人」「変革を巻き起こす人」としてのステージが待っていたのです。

🧭 家族のことを考えると、慎重にもなる。でも…

家庭持ちパパである以上、

変化＝リスク
安定＝正解
になりやすい現実もあります。
子どもの保育園の送り迎え
妻と共有したい夕食時間
ローン返済・生活費のプレッシャー

そんな中でも、「現状の延長線」だけで本当に大切な人生を歩めるのか？
そんな問いが、胸の奥でじわじわ、確かな問いになっていったのです。

🔍 そして決断のときが近づいていた…

モヤモヤの先に見えてきたのは、
「提案する技術職パパ」という、新しい自分の可能性。

それは

家族に「誇れるパパ」であれる
技術職のプロとして「広く価値を出せる存在」になる
子どもに「パパみたいになりたい」と言われる存在になる

という未来図でした。

📌この記事では、その転機となったきっかけから、

「どう動いたのか？」
「どんな工夫を重ねたのか？」
「それで何が変わったのか？」

を、実体験に裏打ちされたストーリーでお伝えします。

🟧 パート1：信頼される先に訪れた葛藤と現実

🧠「信頼される人」にはなれた。でも…

転職から1年半。未経験ながらも、「仕事を頼まれる」「顔と名前を覚えられる」ようになってきた僕は、ふとこう感じました。

👀「指示されて動くだけじゃ、これ以上の成長は望めないのかもしれない…」

経験の浅さからアレコレ指示された仕事を丁寧にこなす日々。
でも気づけば、それはただの努力。「成長」や「変化」と呼べるまでには、達していないような気がしていました。

😔本当は気づいていたけれど、恐れていた

自分の中では、ずっと気になることがあったのです。

「もっと現場を良くしたい」
「自分の意見を聞いてほしい」
「これって問題なんじゃ？」と感じている部分がいくつかある――

でも、この気づきと同時に、

❌「失敗したらどうしよう」
❌「まだ知識が足りない」
❌「今の仕事が変わってしまうかも」

という恐れが頭をよぎり、行動できずにいました。

💼家庭との両立が決断を鈍らせていた

「提案したい」という気持ちは強い。
でも父親として、家庭優先も譲れませんでした。

✅ 朝送迎、夕食、寝かしつけがライフワーク
✅ 残業なしで成果を出す必要性
✅ 妻や子どもたちを守りたい責任感

そんな気持ちが、「提案を始めようとするとき」の後押しと同じくらい、不安の壁を成していました。

🔍声をかけてくれた“誰か”がスイッチを入れる

そんな中、現場でのちょっとした出来事が僕の心を揺さぶりました――
「現場の小さな気付きでも、ぜひ教えてほしい」という先輩の言葉。

その一言は、
「完璧じゃなくてもいい。まず試すことが評価の第一歩だ」というメッセージでした。

💡「なるほど、提案は“怖さ”より“きっかけ”があれば始められる」

と腑に落ちた瞬間でした。

✍️「提案できない理由」を整理したら、逆に動ける気がした

言い訳をリストにして振り返ることで、
「本当の壁」が見えてきたんです：

不安	解決方法
知識が足りない	聞きに行く／資料で予習する
ミスしたら信頼を失う	“仮説＋Small実験＋報告”のプランで進める
家庭に迷惑をかける	タイミングを相談／実行時間を限定する
社内で浮いた存在になったらどうしよう	まずは小さい声かけから始めて評価を確かめる

こうして、小さめの提案なら、できるかもしれない…と思えたんです。

📌まとめ：やってみなければ何も変わらない

✔️ 信頼された先に「変化を起こしたい」気持ちが芽生えた
✔️ 一方で、「失敗・影響・家庭時間」への不安もあった
✔️ 小さな声かけに救われ、小さい一歩を踏み出せる準備ができた

🟩 パート2：葛藤の壁を越えて“提案の一歩”を踏み出した瞬間

🧠「自分にはまだ早いかも」と立ち止まりそうだった夜

提案をしようと意識し始めた頃、心には重い不安がありました。

🟥「知識や経験が足りないのに意見してもいいのか？」
🟥「提案が空振りしたら、自分の評価が落ちてしまう」
🟥「業務時間外に準備することは家庭とのバランスを崩すかも…」

毎晩、子どもたちの寝かしつけ後、布団に入ると頭の中でずっとぐるぐる考えていました。

📚それでも“やってみよう”と思い直した瞬間

そんなある夜、妻との話がターニングポイントになりました。

👩‍🍼「いつも遅くまで考えてるけど、あなたにはその材料があるよね」
👩‍🍼「失敗だって怖いけど、何もしないで後悔したくないんじゃない？」

その言葉を聞いた瞬間、「あぁ、自分はもうやるべきタイミングに立っているんだ」と確信しました。

✍️メモ帳に「提案ネタ」を書き出す習慣をスタート

翌朝から始めたのが、“毎朝3分の提案ネタメモ”。

📝「この備品、ここに片付けたら次工程が早くなるな」
📝「書類確認の順序を変えたら、ミスが減るかも」
📝「こちらの試験データ、こう整理したら見やすくなる」

どれも大きなものではなく、“日常の気づき”を大切にする種まきです。

📌まずは「気軽に相談」からフィードバックを得る

1週間後、勇気を出して近くの先輩にこう相談しました：

「この配置について、こう思ったんですが、どう思いますか？」

すると…

👨‍🔧先輩：「それ、確かに改善できそうだね。現場の他の人にも聞いてみようか」

この反応は、予想以上に前向きで、心のブレーキが一気に外れた瞬間でした。

🔄「小さな提案→すぐ実験」のサイクルを回した

その後は、「提案→実験→報告」というサイクルを回し始めました。

🧩 提案メモをまとめて週次会議で話題に
🧩 小規模で試して成果を可視化
🧩 数値や所要時間で改善効果を報告

この流れを繰り返すことで、「考えて行動する技術職パパ」への第一歩が具体化されたのです。

🔑このプロセスで学んだこと

✔️ 完璧に準備するより、まずやってみることが成長を生む
✔️ 小さな改善でも「行動の継続」が評価につながる
✔️ 提案は「他者への配慮」と「根拠＋仮説」がセットで響く

🔧 パート3：提案を成功に変えるために取り入れた“5つの工夫”

🧩1. 根拠と仮説をセットにして伝える

以前は思いつきをそのまま言っていましたが、提案を通すには 「なぜそれが必要か？」を言語化することが重要でした。

根拠：どのようなデータや実感から気づいたのか
仮説：「こう動かせば時間が短縮できる／ミスが減る」などの予測
提案：「今週中に1日試してみて、効果を確認できますか？」

🗣1回目の提案は手渡し。
上司とのやり取りで→「ここをもう少し明確に言えるといいね」とアドバイスをもらい、次からは A4一枚の資料にまとめて臨むようになりました。

🔄2. 「小さく始めて、すぐ検証」のPDCAサイクル

一度に全部変えようとせず、「最初は一部で試す」から始めることで成功率が上がります。

例：ある作業室の備品の配置変更

提案：1ラインだけで試す
実行：エリアの片付けを実施＋関わるスタッフに説明
検証：作業終了までの時間を計測＋アンケートで感想収集

✅ その結果、「作業時間20％短縮・ミスも減った」と数字化され、他ライン展開への道筋が見えてきました。

📋3. チームで共有して巻き込む

改善の成功は、個人ではなくチームにメリットがあることを伝えると広がりやすいです。

社内掲示板で要点を共有
チームミーティングで実施内容と効果を報告
「次は□□ラインの配置も変えたいです」と巻き込み提案

→ 結果、他のチームからも「参考にしたい」と声がかかるようになりました。

👥4. 定例報告から“可視化”習慣へ

Before／Afterの所要時間
ミス件数の推移
チームのアンケート結果

を定期的にまとめ、定量的な報告資料として社内ニュースレターや週報に掲載。
この可視化によって、「提案は成果に直結する」という認識が社内で定着しました。

💡5. フィードバック文化を育てる努力

「できた提案」だけでなく、「うまくいかなかった改善」も価値に変える姿勢が大切。

“試験失敗”、“感想の低評価”、
「記録通りに動かせなかった」ことを含め、
チーム勉強会で「次に生かす視点」として共有

→ 行動するだけでなく失敗からも学べる人として、評価が深まりました。

🌟この工夫が育てた“提案の自信”と“信頼ある技術職”

仮説と証拠をセットにすることで、説得力ある提案ができる
小さく始めることで、リスクを最小化しながら実験できる
チーム共有で協力体制を築き、一人ではなくチームへの貢献を示す
可視化によって、成果を数字で証明できる
フィードバック文化を大事にすることで、継続的に成長する姿勢が伝わる

📌このような取り組みの連続が、「提案する技術職パパ」としての存在を確立させてきました。

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🚀 パート4：提案が職場にもたらした変化、そして家族との関係も一変

🏢 職場で感じた“信頼される実感”

提案型になってから、職場ではこんな変化がありました。

👥 会議や朝礼にも自然に呼ばれるように
🗣 他部署から「〇〇さんに意見聞きたい」と声がかかる
📣 次の改善案を聞かれる機会が格段に増えた

これまで「裏方として対応する立場」から、「全体の改善を考える立場」へと役割がシフトしました。そして、それが自分への信頼に形を変えて感じられるようになった瞬間です。

👨‍👩‍👧 家庭との関係にも、うれしい変化が

仕事が変わると、家庭での態度も自然と変わります。

① 子どもたちとの会話に色が増えた
「どうやって改善したか」「失敗から学んだこと」が自然に話題に。
子どもたちが興味津々に聞いてくるようになり、その姿に「仕事は家族にも影響を与えるものなんだ」と改めて気づきました。

② 妻の安心感が増した
「技術の話し合いにも参加しているよ」「主任に進めてるんだ」と妻に伝えると、
「前より仕事が楽しそうだね」と笑顔で返されるようになりました。
“家計や将来への安心感”も、少しずつ増えているようです。

🧠 自分自身で得た“自信と成長”

提案は「誰でもできる」と思っていたけど、実際には違いました。成功・失敗を積み重ねることで得たものは、

✅ 自分の言葉で説明・説得できる力
✅ 数値や事例で説得する“論理的思考力”
✅ チームを巻き込んで改善を進めるリーダーシップ

これらは、転職前の営業時代でも身につけられなかった「泥臭いが確かなスキル」です。何より、「やってみて、形になった」という経験が自己肯定感を大きく押し上げました。

💡 成果が「評価」に変わる瞬間

👍 「この提案、○ラインでも使ってみて」
🎖 上司から「そろそろ主任として成長を見たい」と期待される
🧑‍🏫 新人への説明役を任されるようになった

こうした“評価の声”が自分自身の行動を肯定してくれ、
「家庭優先でも挑戦できる」と確信するモチベーションにつながりました。

🌱 小さな一歩がもたらす“未来の可能性”

「指示されたことをやるだけ」では見えなかった未来。
でも「提案」を通じて信頼を育むと、次のように展開できます👇

プロジェクトの進行役を任せてもらえる
部署間の橋渡しとして評価される
社内講師や勉強会の登壇依頼が来る

結果として、自分の存在価値が「家庭でも仕事でも評価されるパパ」へと進化していったのです。

📌 この“変化”は一夜にして起きるものではありません。でも、
**「小さな提案 → チームで実行 → 成果を報告 → 信頼される」**という循環を繰り返せば、ゆっくり・着実に職場も人生も動いていきます。

評価されるためには「スキル×姿勢」の両方が大切。
もし今、技術的な知識に不安があるなら、JTEXの通信講座で学びながら現場で活かすのもおすすめです。
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💫 まとめ：提案型技術職パパとして得たリアルな学びと、あなたへのメッセージ

🔹① 自分で考え、実行する姿勢が「信頼」を作る

「受け身でこなす姿勢」から「自分で考え提案する姿勢」へ変わると、人はあなたを信頼します。
具体的には：

✅ 命令された仕事だけではなく、自分で仮説を立てて動く
✅ 小さな改善を重ね、周囲に波及を起こす
✅ 成果を報告し、さらに励みになる評価が得られる

このサイクルが回るほど、「戦力」ではなく「仲間」として認められるようになるのです。

🔹② 「家庭持ちパパ」だからこそ提案が活きる

家庭があるからこそ、生活設計・時間配分・安全性など多視点で物事を考えられます。
その経験は、職場の「改善提案」にもつながります：

🏠 保育園の夕方送迎時間に合わせた工程設計
🕒 残業なしでも結果が出せる業務フローの工夫
👨‍👧‍👦 子育て視点を活かしたマニュアル改善のアイディア

「家庭を経験した技術職パパ」は、職場の思い込みに気づきやすく、新しい視座をもたらせる存在なのです。

🔹③ 成果が安心につながることで、家族の信頼も得られる

仕事で成果が上がれば、家計にも未来にも良い影響があります。
「がんばってるね」という家族の素直な声は、あなたのパワー源に。

「よくがんばったね」と言ってくれる子ども
「頑張りを目に見える形で示してくれて、嬉しい」という妻の言葉

こうした毎日の“信頼の相互付与”は、職場と家庭との両立を支える大きな支柱になります。

🔹④ 提案できる人になるために必要な3つの力

スキル	取るべきアクション	得られる効果
仮説力	問題点を紙に書き出す	現状を整理して影響範囲が分かる
小さな実行力	一部で実験する	成果が出やすく評価につながる
可視化力	Before/Afterデータを用意	意見が説得力をもって伝えられる

これらを地道に繰り返すことで「考えて動ける人」として認識が深まり、信頼はさらに積み重なっていきます。

🔹⑤ あなたへのメッセージ：今の“普通”はきっかけに過ぎない

もし今、あなたが未経験で周囲に認められはじめたなら、その次の段階は「提案できる人」への進化です。
そしてそれは、

家庭と両立しながらできること
今日から始められる小さな工夫
成功体験を積み上げる継続の姿勢

から始められます。

✨今日からできる一歩：
「メモ帳で提案ネタを3つ書く」「小さく改善して報告してみる」
➡ これであなたも“家庭持ちパパ技術職”として、次のステージに進めます。