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IT転職で年収は下がる?未経験30代の正直な話【実数公開】

1midorimasuku@gmail.com

「IT転職したら年収下がるって本当?」

転職を考え始めた頃、毎晩この不安が頭をぐるぐる回っていた。子どもがいて、住宅ローンもある。収入が下がるなんて、正直リスクが高すぎると思っていた。

この記事では、30代・子持ち・未経験でIT転職した私が「実際に年収はどうなったのか」を正直に書く。結論から言う。下がった。でも、一時的だった。

結論:未経験IT転職で年収は下がる。でも「一時的」だ

未経験でIT転職すると、ほぼ確実に最初は年収が下がる。これは事実だ。大手メディアでは「未経験でも年収アップ!」という見出しを見かけるが、それは特定の条件が揃った場合の話だ。

正直に数字を出す。

私の年収の変化(実数)

  • 前職(営業職・32歳):年収380万円
  • IT転職直後(1年目・SES):年収330万円
  • 2年目(案件変更後):年収370万円
  • 3年目(自社開発に転職):年収430万円

転職1年目は50万円下がった。ただし3年後には前職より50万円上がった。トータルでプラスだ。

あの時、年収が下がることを理由に転職をやめていたら、今も営業をやっていた。あれだけ悩んだのに。

なぜ未経験IT転職で年収が下がるのか

未経験者の市場価値ゼロからのスタートイメージ

「なぜ下がるのか」を理解しておくと、精神的に楽になる。理由は単純だ。

SESと自社開発で初年度の年収が変わる

同じ「未経験」でも、入る会社のタイプで年収はかなり変わる。

  • SES(客先常駐):月給20〜25万円(年収240〜300万円)が多い。案件数が多く入りやすいが、給与の伸びは遅め
  • 受託開発・自社開発:月給22〜28万円(年収264〜336万円)。未経験可の求人は少ないが、スキルが身につきやすく年収回復が速い

どちらも最初は低いが、「スキルが積める環境か」で2年後の年収に大きな差が出る。年収だけでなく、その会社で何を学べるかで選ぶのが正解だ。

未経験=市場価値がゼロからのスタート

前職がどれだけ優秀でも、IT業界では「実務経験なし」はゼロからのスタートだ。営業で10年のキャリアがあっても、エンジニアとしての実力は証明できない。だから企業は「まず様子を見て」という低めの給与設定をしてくる。

これは差別でも不当な扱いでもない。「実力が証明されていない人への一時的な評価」だ。実力を見せれば、必ず上がっていく。

1年目の年収相場は300〜360万円が現実

未経験からエンジニアになった場合の1年目の相場は、SESで月給22〜28万円(年収300〜360万円)が一般的だ。前職が400万円以上あった人は、確実に下がることを覚悟する必要がある。

「入社後すぐに上げるから」という言葉は、ほぼ信用しないほうがいい。採用時の口約束は証拠が残らない。給与条件は書面で確認すること。

年収はいつ回復するのか

年収回復ロードマップV字グラフ

「下がるのはわかった。でも、いつ戻るの?」——これが一番知りたいはずだ。

2〜3年で前職水準に戻る人が多い

私の周囲のIT転職組を見ると、2〜3年で前職の年収水準に戻っている人が多い。条件は「スキルをしっかり積んでいること」と「給与交渉or転職で動いていること」の2つだ。

IT業界は「転職で年収を上げる」文化が強い。同じ会社に居続けるより、2〜3年でスキルをつけて転職するほうが年収回復が速い。

回復するかは「最初の会社選び」で9割決まる

年収が下がったまま回復しない人のパターンは決まっている。「スキルが身につかない現場に長居しすぎる」ことだ。

SESでも「技術が学べる現場」と「ひたすら単純作業だけの現場」では、2年後のスキルと市場価値がまったく違う。最初の会社・現場選びは妥協しないこと。

年収回復の現実的なロードマップ

参考として、私の実感ベースのロードマップを示す。

  • 1年目:現場に慣れることが最優先。年収は下がったまま。焦らなくていい
  • 2年目:案件変更や資格取得で月1〜3万円アップが見えてくる
  • 3年目:転職活動を始めると、前職水準〜それ以上のオファーが来る
  • 4〜5年目:専門スキルが固まれば年収500万円台も現実的

焦って3ヶ月で転職しようとする人がいるが、それは逆効果だ。最低1年は同じ現場でスキルを積むことで、次の転職時に「実務経験あり」として評価される。

年収ダウンを最小限にする3つの方法

下がることは避けられないとしても、「どれだけ下げるか」はコントロールできる。

①転職前にスキルを証明できるものを作る

ポートフォリオ(作ったアプリなど)があると、「未経験だけど実力がある」という証明になる。年収交渉の余地が生まれる。転職活動前に1〜2ヶ月でいいので、何かを作って公開しておくことを強くすすめる。

②エージェントに給与交渉を任せる

私が実際にやって効果があったのがこれだ。内定後、エージェントに「もう少し上げてほしい」と伝えると、代わりに企業へ交渉してくれた。結果、提示から30万円アップした。

自分で直接交渉するより、エージェントを使った方が角が立たない。「エージェントが言っているから」という形で交渉できるのは大きい。

③自社開発企業を最初から狙う

SESは「未経験でも入りやすい」反面、給与の上がり方がゆっくりだ。最初から自社開発企業に絞れるなら、そちらの方が年収の回復は速い。ただし、未経験可の求人は少ない。ここはエージェントに選んでもらうのが現実的だ。

よくある質問

Q. 年収が下がるなら転職しない方がいい?

A. 今の職場に将来性がないなら、転職した方がいい。年収の下がり幅より、「3年後に年収が上がっているか」で判断すべきだ。今の会社で年収が上がる見込みがないなら、一時的に下がってでも転職した方が長期的にプラスになる。

Q. 家族がいて年収が下がると生活が厳しい。どうすれば?

私もこれが一番の不安だった。対策として有効だったのは2つだ。

  • 転職前に貯金を3ヶ月分作る:ボーナス時期に転職のタイミングを合わせると減少幅を抑えられる
  • エージェントで年収交渉をしっかりやる:内定後の交渉で20〜50万円変わることもある

「年収が下がるのが怖くて動けない」状態が一番危険だ。動かない間にも年齢は上がり、未経験採用のハードルは高くなっていく。

Q. 転職エージェントは本当に無料で使えるの?

無料だ。エージェントの収益は企業側からの紹介料なので、求職者は一切費用がかからない。むしろ使わないと損だ。年収交渉も代わりにやってくれる。

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転職直後の年収だけを見て判断するのは、損だ。「今の給与」と「3年後の給与」を比べて考えると、IT転職の選択が正しいかどうかが見えてくる。

私が転職を決めた理由は、「今の会社にいても3年後に年収が上がる確信がなかった」からだ。IT転職は最初こそ下がるが、スキルと実績が積み上がれば必ず上がっていく。

年収が一時的に下がることを恐れるより、「スキルのない状態のまま年を重ねること」を恐れた方がいい。

まずはエージェントに相談して、現実的な年収ラインを確認してみることをすすめる。無料で使えるし、話を聞くだけでも自分の市場価値がわかる。

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うんば
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設備管理→ITエンジニアに転職した34歳パパ
👷 34歳・2児の父が設備管理からIT転職成功! はじめまして、うんばです。設備管理の現場で10年働き、34歳のときにIT転職を決意。子持ち・未経験・30代という状態から1年かけてITエンジニアに転身しました。 このブログでは、家庭を持ちながらキャリアチェンジした実体験を発信しています。
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