IT転職に英語はいらない?30代が面接10社で確認した正直な話
英語、できないんだよな——。
IT転職を考え始めたころ、これが一番の不安だった。設備管理の仕事をしていた私には、ITの知識よりも「英語が使えないとエンジニアになれないんじゃないか」という漠然とした恐怖があった。
結論から言うと、IT転職に英語はいらない。英語ゼロのまま転職して、今もほぼ英語を使わずに働いている。35歳・子持ち・未経験、設備管理からインフラエンジニアへの転職だった。
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同じ不安を持っている人は多いと感じている。だから正直に書く。
【結論】インフラ・社内SEなら英語はほぼ使わない
転職して1年以上たった今、英語を仕事で使った回数はほぼゼロだ。ドキュメントを書くのも日本語、会議も日本語、チャットツールも日本語。
もちろん、英語のエラーメッセージを読むことはある。でもそれは英語力とは別の話で、Google翻訳で十分だ。
日本のIT企業の実態
日本国内の中小〜中堅IT企業(特にSES・社内SE・インフラ)は、社内の公用語が日本語のところがほとんどだ。
エージェントに確認したところ、「英語を必須としている求人は全体の10〜15%程度」という回答だった。IT転職に英語はいらない——これが現場の実態だ。しかもその多くは外資系か、グローバルプロジェクト専任のポジション。
未経験・30代でいきなりそこを目指す必要はない。まず日本語環境でエンジニアとしての基礎を積むだけで十分だ。
転職して1年、英語を使った場面は?
正直に言うと、こんな感じだ。
- 英語のエラーログを読む:週に数回。でも翻訳で解決
- 英語のドキュメントを参照する:月に数回。技術仕様書など
- 英語で話す・書く:今のところゼロ
「英語ができないと無理」というのは、少なくとも私が転職したインフラ・社内SEの職種では事実ではなかった。
職種別・英語が必要かどうかの正直な実態

一口にIT転職といっても、職種によって英語の必要度はまったく違う。
英語がほぼ不要な職種
| 職種 | 英語必要度 | 理由 |
|---|---|---|
| インフラエンジニア(国内SES) | ★☆☆☆☆ | 国内案件中心・日本語ドキュメント |
| 社内SE | ★☆☆☆☆ | 社内向けシステム管理・会議も日本語 |
| テスター・QAエンジニア | ★★☆☆☆ | テスト仕様書は日本語が多い |
| ヘルプデスク | ★☆☆☆☆ | 日本人ユーザー向けサポート |
英語が役立つ(あるとプラスになる)職種
| 職種 | 英語必要度 | 理由 |
|---|---|---|
| Webエンジニア(外資系) | ★★★★☆ | GitHubやドキュメントが英語 |
| クラウドエンジニア(AWS等) | ★★★☆☆ | 公式ドキュメントが英語中心 |
| 外資系IT企業全般 | ★★★★★ | 会議・チャット・コードレビューが英語 |
最初から外資や英語必須のポジションを狙わなければ、英語力はそこまで重要ではない。未経験・30代の最初のステップとしては、国内の日本語環境で経験を積むのが現実的だ。
逆に言うと、未経験のまま外資系やグローバル案件に飛び込むのはリスクが高い。英語+技術の両方を同時に求められると、スキルが積み上がる前に消耗してしまう。
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面接で「英語力は?」と聞かれたか
転職活動中、10社ほど面接を受けた。そのうち英語について聞かれたのは1社だけ。

そのときの会話がこれだ。「英語は使えますか?」→「読み書きは基礎的なレベルです」→「問題ないです、社内は日本語なので」という流れで終わった。
エージェントに事前に「英語が不安」と伝えていたので、英語不要の求人だけ紹介してもらっていた。これが大きかった。
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実務に入ってから気づいたこと
入社後にエンジニアとして働き始めて気づいたのは、英語よりも先に求められることがたくさんあるということだ。
- Linux の基本コマンド
- ネットワークの基礎知識(TCP/IP、DNSなど)
- 障害対応時の落ち着いた判断力
- ドキュメントをきちんと書く能力
英語力は正直、この4つを身につけてからでも遅くない。未経験段階では優先度が低い。
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英語が不安なまま転職したい人が最初にすること
エージェントに「英語不要」を条件に伝える
一番シンプルな方法はこれだ。エージェントに登録するとき、「英語を使わない環境を希望」と明確に伝える。
IT転職エージェントのほとんどは、英語不要の求人を多数持っている。条件を伝えれば、最初からその求人だけ紹介してもらえる。自分でフィルタリングする手間がなくなる。
英語より先にやること
英語が不安なら、その時間をこちらに使った方がいい。

- 職種を1つに絞る(インフラかWebか。迷ったままは非効率)
- エージェントに登録して市場を知る(求人の実態を先に把握)
- ITパスポートか基本情報を1つ取る(英語ゼロでも評価が上がる)
英語の勉強は、転職してから「必要だ」と感じたタイミングでやれば十分だ。今の段階で優先する必要はない。
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IT・Web特化のエージェント。未経験でも転職できた実績が豊富で、英語不要の国内案件が中心。
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30代・未経験でも相談しやすいエージェント。英語力よりも「やる気と適性」で判断してもらえる求人が多い。
英語を勉強するなら転職してからでいい理由
「英語、勉強した方がいいのはわかってる。でも転職活動と並行してやれる気がしない」という人は多い。正直、私もそうだった。
結論、転職活動中に英語を優先する必要はない。理由は3つだ。
英語の勉強を先にしようとして転職活動が遅れるのが、一番やりがちな失敗だ。
- 英語力より「転職できるかどうか」の方が今の問題:英語は転職後に必要になってから学べばいい
- 業務の中で自然に鍛えられる:英語エラーログを毎日読んでいれば、1年で読む速度が上がる
- 転職後の方が勉強のモチベーションが高い:「これ読めたら仕事が楽になる」という実感が学習を加速する
実際、私は転職してから英語ドキュメントを読む機会が増え、今では翻訳に頼らず読めるレベルになった。でもそれは転職してからの話だ。転職前にやる必要はなかった。
IT転職と英語についてよくある質問(FAQ)
英語ゼロでもプログラミングはできる?
できる。コードの予約語は英語だが、「覚える単語」が決まっているので語学力とは別の話だ。エラーメッセージも翻訳ツールで解決できる。英語力ゼロのまま現役エンジニアとして働いている人は多い。
英語ができると年収は上がる?
外資系・グローバル案件に入れれば年収は上がりやすい。ただし未経験段階では関係ない話だ。まずは国内企業でスキルを積んで、英語が必要になったタイミングで学べば十分。
TOEIC何点あればIT転職できる?
国内SES・インフラ・社内SEなら、TOEICのスコアは選考に関係ない。私の内定先は一度も聞かれなかった。外資系に限っては600点以上が目安とされるが、最初からそこを狙う必要はない。
IT転職に英語はいらない。英語が不安なまま悩んでいる時間がもったいない。まず1社、エージェントに相談してみてほしい。動いてみると「あ、英語がなくても全然いけるんだ」という感覚がわかる。
