35歳、子持ち、現場仕事。それでもIT転職できた理由と正直な失敗談
転職を決めた夜のことを、今でもよく覚えています。
子どもが寝静まった後、妻とふたりでリビングに座って「IT転職したい」と切り出しました。妻の反応は「……うん、いいと思う」でした。でもその顔は、笑っていなかったんですよね。
あの沈黙が、私を本気にさせてくれた気がします。

当時の私のスペック(正直に書きます)
35歳・既婚・子ども2人(当時4歳と1歳)。仕事は設備管理系の現場職で年収は420万円。ITスキルは「Excelで関数が少し使える」程度で、プログラミング経験はゼロでした。
転職活動を始めたのは2022年の秋。終わったのは翌年の2023年3月で、活動期間は約6ヶ月です。
応募社数は38社、面接まで進んだのは9社、内定は2社。最終的に選んだのはインフラ系のIT企業で、年収は490万円になりました。70万円上がった計算です。
最初の3ヶ月は完全に間違えていました
IT転職ってプログラミングを勉強しないといけないと思っていたんですよね。だから最初の3ヶ月、仕事終わりに毎日1〜2時間、Pythonの入門書を読んでいました。子どもを寝かしつけてから深夜12時まで。
でも転職エージェントと初めて面談したとき、担当者にこう言われたんです。
「インフラ系なら、プログラミングより資格と実務経験の説明の仕方の方が大事です」
その一言で、3ヶ月が無駄になった感じがしました。いや、完全に無駄ではないんですけど、方向が違ったなと。
もし最初からエージェントを使っていれば、3ヶ月早く内定が出ていたかもしれない。それが私の最大の失敗でしたね。

子どもがいると転職活動はこうなります
平日の昼間に電話が来ても出られない。休日は家族の時間を優先したい。面接は夕方以降じゃないと無理。
この条件で転職活動をするのは、正直しんどかったです。
突破口になったのは「オンライン面接に対応しているか」を最初の基準にしたことでした。2022〜2023年当時、IT系は8割以上の企業がオンライン対応していて、これが30代子持ちには本当に助かりましたよ。

35歳という年齢を「武器」にした面接の話し方
面接で年齢のことを聞かれるのが怖かった。「35歳で未経験は厳しいですよね?」と言われた瞬間にどう答えればいいのか、ずっと準備していた。
(参考:厚生労働省 jobtag「システムエンジニア」の平均年収・必要スキル)
私が使った答え方はこうだ。「確かに技術は若い方に学ぶことが多いと感じている。ただ、10年の現場経験で培った段取り力・報告連絡相談の習慣・顧客視点は、ITの仕事でも即戦力になると考えています」。年齢を否定せず、前職の経験と繋げる。
この答えを使ってから、面接官に「なるほど、現場出身の視点は確かに貴重ですね」と言われる機会が増えた。年齢は弱点ではなく、使い方次第で強みになると実感した。
35歳という年齢についての本音
「35歳は転職限界説」みたいな話をよく聞きますよね。実際に動いてみた感触としては、「IT業界に限れば、そこまで壁は高くない」というのが正直なところです。
ただし条件があって、未経験なら「なぜIT?」の説明がしっかりしていないといけない。私は現場でのExcel業務改善の話を具体的に話せたので、書類通過率が上がりました。ふわっとした「デジタル化の波に乗りたい」みたいな志望動機では、書類で落ちてしまいます。


実際に書類通過率が上がった、志望動機の作り方
最初の3ヶ月、書類が通らなかった原因は志望動機でした。
私が最初に書いていたのはこういうものでした。「IT業界に興味があり、デジタル化の波に乗って新しいスキルを身につけたい」。読み返すと、誰でも書けますよね。設備管理の私である必要が、どこにもない。
転職エージェントのアドバイスでガラッと変えたのは「現職の経験とITをつなげる」という視点です。
私の場合はこうしました。「設備管理の現場で、点検記録のExcel管理をExcel VBAで自動化しました。この経験から、現場業務とシステムをつなぐインフラエンジニアを目指したいと考えています」。
自分の経歴を使って、なぜITなのかを説明できると、書類通過率が上がります。設備管理なら「インフラ・設備の知識をIT側から活かせる」という文脈が使えます。
職務経歴書で意識した3つのポイント
①数字を入れる(「毎月の点検件数は約200件」など)
②ITとの接点を探す(「Excelで業務改善した経験」「図面をデータで管理していた」など)
③転職後のイメージを具体的に書く(「インフラ運用からスタートし、3年以内に資格取得を目指す」)
この3つを意識してから、書類通過率が体感で2倍近く上がりました。
転職活動で使ってよかったもの・使わなくてよかったもの
使ってよかったもの
レバテックキャリア:IT特化型の中で、担当者の業界知識が一番高かったです。「この会社の実態はどうか」という深い話ができた。未経験からITを目指すなら、最初に登録すべきエージェントだと今でも思っています。
CCNA・LinuCの参考書:資格取得は間に合いませんでしたが、「勉強しています」と言えると面接での印象が変わりました。参考書を1冊読んでいるだけで、志望動機の説得力が増します。
使わなくてよかったもの
プログラミングスクール:インフラ系を目指すなら不要でした。私は最初の3ヶ月でPythonを独学しましたが、面接で聞かれたのは1社だけ。時間対効果が低かったです。
転職サイトの求人一括応募:条件が合わない求人に大量応募しても、落ちる経験が積み重なるだけで消耗します。エージェント経由の方が、書類段階での精度が高かったです。
最後に、転職を迷っている人に伝えたいこと
転職して1年経ちました。年収は上がって、通勤時間は減って、子どもの寝顔を見てから出勤できるようになりました。
ただ、楽になったかというと正直わからないです。仕事の内容は変わったし、覚えることは今でもたくさんあります。
でも、あの夜の妻の顔を見て「このままじゃだめだ」と思った直感は、間違っていなかったと思っています。
IT転職を考えている人は、まず無料でエージェントに相談してみてほしいです。私が使った中で一番役に立ったのはレバテックキャリアで、IT業界に詳しい担当者に会うだけで、何をすべきかの解像度がかなり上がりました。
→ 私が実際に使ったIT転職エージェント3社の正直な感想はこちら
現場仕事からIT転職するための最初のステップ
現場仕事からIT転職を実現するために、今日できることを3つだけ挙げる。
- ①転職エージェントに登録する:「現場経験しかない」という状態でも相談できる。自分の経験がどのIT職種に活かせるか教えてもらえる。
- ②ITパスポートの勉強を始める:現場仕事の合間でも1日30分続ければ3ヶ月で取得できる。未経験のIT転職に一番効率的な資格だ。
- ③求人を5件以上チェックする:実際に求人を見ることで、どんなスキルが求められているか体感できる。エージェント経由で非公開求人も見せてもらえる。
現場仕事の経験は「ITの世界でも通用する」。私がそれを実感したのは、転職後に「あなたの現場感覚があるから社内のエンジニアと話せる」と評価されたときだ。同じ経験を持つ人には、ぜひ諦めずに挑戦してほしい。
▼ 現場仕事からIT転職した実績がある未経験特化エージェント(内定者の9割が未経験)
【無料】ウズウズITに相談してみる![]()
▼ 30代・子持ちのIT転職を支援するエージェント
【無料】IT転職エージェントに相談してみる
📖 IT転職の全手順・体験談まとめはこちら
30代・未経験・子持ちのIT転職完全ガイド【実際に成功した体験談まとめ】
あわせて読みたい
- → 30代子持ちのIT転職スケジュール完全版
- → 30代・子持ち・未経験で使ったIT転職エージェント比較
- → IT転職に資格はいるのか。未経験30代が正直に答える
- → 設備管理からIT転職した話。34歳・未経験・子持ち
▶ ウズキャリITに無料相談する(未経験・30代歓迎・最短翌日面談)
\ まず相談だけでもOK /
▶ ウズキャリIT(未経験・30代歓迎・無料) ▶ TechGo(ハイクラスIT転職・年収UP)
▶ 【明光キャリアパートナーズ】エンジニア転職|無料面談はこちら(高単価案件多数・手厚いサポート)
![]()
