【転職のリアル】未経験から技術職に転職した人の履歴書を公開!

✅ 導入|【実例公開】未経験から技術職に転職できた「履歴書」の中身とは?

「理系職に転職したいけど…実務経験がない自分の履歴書、通用するの?」
そんな不安、ありませんか?
私自身、35歳で営業から未経験で技術職へ転職を果たした一人です。
理系の知識はあるものの、開発や研究職の実務経験はゼロ。
しかも、子育て中の家庭持ち。正直、不安だらけでした。
💡そんな中でも転職できたのは、
「履歴書」の内容に徹底的にこだわったから。
📌「未経験OK」でも、実は履歴書で足切りされる
多くの求人に「未経験歓迎」と書いてあります。
でも、いざ応募すると「選考に進めません」と言われるケースが多数。
なぜか?
実は企業は「未経験でも、この人なら伸びそう」と思える根拠を履歴書の中に求めているからです。
逆にいえば、ここが伝われば書類選考は突破できます。
✅ 本記事で紹介するのは、こんな内容です
- 実際に通過した履歴書の記載例(自己PR・職歴欄など)
- 「営業→技術職」でも評価された表現の工夫
- 家庭との両立・時短勤務の希望をどう書いたか
- 書類選考通過率が上がった5つの改善ポイント
- 転職エージェントに言われた「履歴書のNGワード」
特に家庭を持っている方や、育児・家事もこなす必要がある人にとっては、書類の説得力が未来を左右します。
🎯 読んでほしいのは、こんな人!
- 技術職にチャレンジしたいけど、経験が足りない人
- これまでの仕事と全然違う職種に転職したい人
- 家庭と両立しながら、希望条件で転職を成功させたい人
このページでは、実例の履歴書を公開しながら、
「なぜその書き方にしたか」まで具体的に解説していきます。
ではまず、【パート1】として
「私が履歴書を書くときに直面したリアルな悩み・壁」からお話ししていきます。
✔ 実務未経験で不安な方へ
履歴書だけでなく、スキルの証明にも役立つ資格取得も視野に。
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✅ パート1|未経験転職の履歴書、最初に直面した悩みと壁

未経験で技術職を目指すとき、最初にぶつかるのが「履歴書に書くことがない…」という壁です。
私は営業職からの転職。
日々の仕事では「顧客対応」「資料作成」「プレゼン」「売上管理」など、数字で評価される実績はあっても、
技術開発や試験分析、設計などとは無縁でした。
「職歴欄、全部営業の話しかないんだけど…?」
これは実際に私が転職エージェントに相談したときの悩みです。
技術職の求人に応募したいけど、「今までやってきたこと」とまったく関係ない。
当時の職歴欄は、営業時代の数字的成果と担当顧客の業界を書いていた程度でした。
そのままでは、書類選考すら通らなかったんです。
「なぜ技術職を目指すのか」すら、うまく書けなかった
志望動機も最初は曖昧でした。
- 理系出身だから…
- 手に職をつけたいから…
- 家庭時間を確保できる働き方にしたいから…
正直、どれも面接官の心には刺さらないなと、自分でも思っていました。
そこで意識したのは、「営業経験をどう技術職に活かせるか」を言語化することです。
✅ ここで立ちはだかった「3つの壁」
- 職歴のギャップ
→技術職と関係ない経験ばかり。無理に盛ると嘘っぽくなる。 - 志望動機の浅さ
→「家族のため」では弱い。もっとロジカルに納得させる理由が必要。 - 自己PRが空回り
→「コミュ力」「主体性」など抽象的すぎて、選考官に伝わらない。
この3点は、最初の数社での書類落ちの原因にもなりました。
🔍 そこでやったこと
- 技術職に通じる経験を営業の中から無理やり探す
→色合わせのこだわり、製品知識、クレーム対応の分析力などを抽出 - 志望動機を「再現性×成長性」で書き換える
→過去の勉強歴や趣味での学びを、将来の伸びしろとして言語化 - 家庭の事情をマイナスにせず、時間制約の中での工夫として表現
→限られた時間で成果を出す力=再現性の高さと説明
✅ パート2|書類選考で通った「履歴書」の記載例(ビフォーアフター)

営業職から技術職へ未経験での転職。
一番苦戦したのが、「履歴書の職歴欄」と「志望動機欄」の書き方です。
当初は「とにかく過去の実績を書けばいい」と思っていました。
しかし、未経験の分野に応募する場合、**「何ができるか」よりも「なぜその職種なのか」**が重視されます。
🔴 Before:落ちていた頃の履歴書
職歴要約欄:
「営業職として5年間勤務。法人営業を中心に新規開拓やルート営業を担当し、年間売上目標を110%達成。社内表彰を受賞した経験あり。」
志望動機:
「理系出身であり、以前からものづくりに興味があったため。家庭との両立ができる働き方を目指して転職を決意しました。」
一見まとまっていますが、「なぜうちの技術職なの?」という視点が抜けています。
🔵 After:書類選考に通るようになった履歴書
職歴要約欄:
「営業職として〇年勤務。法人営業では技術的な製品知識が必要な現場で顧客対応を行い、製品仕様や構造に踏み込んだ提案を担当。理系知識を活かし、開発部門との橋渡しも経験。色合わせ・材料特性などへの理解を深める中で、実務への関心が高まりました。」
志望動機:
「営業職の中で技術的な知見を深める機会があり、構造・素材への理解を深めることで、自身の理系背景を活かしたいと考えるようになりました。中でも貴社の製品群は〇〇機能に優れており、技術的に成長できる環境だと確信しました。未経験ながら学び直しと現場貢献を意識し、御社で成長し続ける覚悟があります。」
✅ なぜこの書き方で通過率が上がったか?
ポイントは以下の3つです。
- 営業経験を「技術の架け橋」として捉えた
→「営業で学んだ製品知識」「開発部門との連携」など、技術と接点のあった経験を抽出 - 志望動機を「会社ごと」に変えた
→汎用的ではなく、応募先ごとに「どこに惹かれたか」「自分が何を提供できるか」を明記 - 理系的な姿勢(分析・改善・再現性)をアピール
→数字に基づく振り返りや改善事例を志望動機や自己PRに盛り込む
✅ パート3|未経験でも評価された「自己PR」の作り方

未経験の技術職へ転職する際、**「自己PR欄に何を書けばいいのか分からない」**という悩みをよく聞きます。
私自身も最初は、営業での成果やチームリーダーとしての経験ばかりを前面に出していました。
しかし、選考に通過し始めたのは、技術職視点での価値提供を意識し始めてからでした。
🔍 自己PRに盛り込んだ3つの要素
- 理系バックグラウンドと勉強意欲の強調
「大学では化学を専攻しており、材料や反応プロセスへの理解を基盤として持っています。転職に向けて、技術系の通信講座で〇〇の基礎を学び直しました。」
👉 ポイントは、「学ぶ姿勢」を見せること。未経験でも、学んでいる人材にはポテンシャルを感じてもらえます。
- 営業職での“技術的接点”を活かした実績
「営業として製品構造や工程に踏み込んだ提案を行い、工場や開発部門と協力して仕様変更を調整した経験があります。」
👉 技術職の面接官は、「現場理解のある人か」を見ています。技術職と連携した経験は強いアピール材料です。
- 現職で得た「数値化された成果」
「取引先からの不良品クレーム率を、調整プロセスの見直しで〇%削減した」
「顧客満足度アンケートで社内トップ3の評価を2期連続で獲得した」
👉 技術職では、論理的な思考と結果の見える化が求められます。数値を交えて説明できると、評価が一段上がります。
💡 自己PRでやってはいけないNGパターン
- 「頑張ります」「一生懸命やります」だけの根拠なき熱意
- 「未経験ですが興味があります」止まりの動機
- 「とにかく手に職をつけたい」という受け身の理由
こうした表現は、面接官から「この人は入社しても自走できなさそう」と思われがちです。
✍ 実際に使った自己PRの文面例(抜粋)
「営業職として製品理解と顧客課題解決に注力してきました。技術職への転向を目指す中で、材料特性や試験方法について通信講座で学び直し、実務への応用をイメージしながらスキルを習得しています。営業経験を活かして社内外との調整や伝える力にも強みがあり、貴社の製品開発の現場で貢献できると考えています。」
未経験でも“伝え方”次第で評価は変わります。
大切なのは、技術職目線に立った「価値提供の意思」を伝えることです。
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✅ パート4|志望動機で差がつく“リサーチ力”の見せ方

履歴書や職務経歴書の中でも志望動機欄は、差がつきやすいポイントです。
とくに未経験から技術職を目指す場合、企業側は「なぜこの会社なのか」「うちで何をしたいのか」を非常に重視します。
🔍 志望動機に必要な3要素
- なぜその企業なのか(共感と理由)
→ 企業の理念や製品・サービスに対する興味関心、共感を伝える。 - 自分のスキル・経験をどう活かすのか(接続)
→ 現職や前職の経験が、どのようにその企業の仕事に活きるか。 - 将来どうなっていきたいか(ビジョン)
→ 入社後の目標やキャリアパスを簡潔に示す。
💡 実際に書いた志望動機例(要約)
「貴社の〇〇製品は、環境配慮型の素材開発に強みがあり、大学時代に材料化学を学んだ自分にとって非常に関心が高い分野です。営業職として得た課題解決力と調整力を活かし、今後は製品開発の現場で“使いやすく高機能な素材”を生み出す一員として貢献したいと考えています。」
このように、企業の特徴と自身の経験をつなげることが大切です。
🔍 差がつく“企業リサーチ”のやり方
- 企業HPの製品情報・採用ページを熟読
→ 競合との差別化ポイントや、注力分野を探る。 - IR情報(決算書・中期経営計画)もチェック
→ 上場企業なら、経営方針や注力テーマが見えてきます。 - 転職口コミサイト(openwork、転職会議など)で社風を確認
→ 「実際にどういう人が活躍しているのか」「求められる人物像」もヒントになります。
❌ 志望動機でやってはいけないNG表現
- 「未経験ですが成長したいと思い応募しました」
→ どの会社でも通用してしまう内容では弱いです。 - 「家から近くて通いやすい」
→ 生活理由だけだと、すぐ辞める印象を与えかねません。 - 「御社は将来性があると思ったから」
→ 漠然としており、企業研究が浅いと判断されます。
志望動機は“自分の熱意を伝える場所”ではなく、“企業との接点を描く場所”です。
どれだけ事前に調べているか、どんな価値提供ができるかで、内定率は大きく変わります。
✅ パート5|履歴書で差がつく「学歴」「資格」「備考欄」の書き方

履歴書の中で、自己PRや志望動機と並んで意外と見られているのが「学歴」「資格」「備考欄」です。
特に未経験から技術職に挑戦する場合、“実務経験がない”ことをどう補うかが問われるため、こうした欄を“埋めるだけ”で終わらせてしまうのは非常にもったいないです。
🎓 学歴欄は“文系でも理系っぽく”伝える工夫を
文系学部出身や高卒・専門卒などでも、次のような伝え方で印象は大きく変わります。
- 「在学中は統計分析や実験レポートに注力し、データ処理スキルを習得しました」
- 「〇〇ゼミにて論理的なレポート構成・プレゼン能力を学びました」
→ “理系的思考力”“技術職に通じる素養”を伝えることで、評価は高まります。
🧾 資格欄では“習得意欲”と“実務接続”をアピール
未経験者が「実務力」を証明するのは難しいもの。
だからこそ、資格の勉強をしている/取得済みであること自体がポテンシャルの証明になります。
- 【よくある例】
- 第二種電気工事士
- CAD利用技術者試験
- 危険物取扱者(乙種)
- JIS溶接技能者
- J検(情報活用検定)など
特に、「現在〇〇の資格取得に向けて勉強中」など、未完でも良いので学習姿勢を示すことが重要です。
✍ 備考欄は“働き方の前向きなスタンス”を書く場
備考欄は空白にする人が多いですが、実は“柔軟性”や“家族との両立意識”を表すチャンスです。
- 「通勤時間は片道30分圏内を想定。御社へは自家用車での通勤が可能です」
- 「子どもは保育園に預けており、急な欠勤のリスクは低く、就業に支障はありません」
- 「平日の残業や休日出勤についても繁忙期等であれば柔軟に対応可能です」
→ 特に家庭持ちの応募者は、こうした点を前向きかつ具体的に記載すると好印象です。
🔎 企業が“履歴書のこの欄”で見ていること
欄 | 見ているポイント |
---|---|
学歴 | 思考力・論理性・継続力 |
資格 | 自発性・関連性・学習意欲 |
備考 | 勤務スタンス・家庭との両立意識 |
未経験でも、“ポテンシャルの高さ”を伝えることで合格圏に入ることは可能です。
履歴書というのは、たった1枚ですが、「相手にどう伝えるか」の工夫次第で結果が変わる非常に重要な書類です。
✅ パート6|実際に提出した履歴書フォーマットを公開!

ここでは、実際に未経験から技術職へ転職した方が提出した履歴書のフォーマット例を紹介します。
もちろん個人情報や企業名はすべて伏せてありますが、未経験者でも採用されたリアルな書き方は非常に参考になるはずです。
📄 フォーマットのポイント
以下は実際の記入例の構成です。特に「職歴」「志望動機」「自己PR」に注目してください。
① 基本情報欄(個人情報)
名前・住所・連絡先など、定型どおりで問題ありませんが、メールアドレスはフリーアドレスよりプロバイダや独自ドメインの方が印象はやや良いです。
② 学歴・職歴欄
【学歴】
2008年3月 〇〇大学△△学部□□学科 卒業
【職歴】
2008年4月 株式会社〇〇 入社 営業部配属
法人営業として顧客対応、課題ヒアリング、製品提案を担当。
エリアマネージャーとして3名の部下を指導。
2023年3月 一身上の都合により退職
→営業実績に偏りすぎず、「課題解決力」「指導経験」など、技術職に通じる要素を強調。
③ 資格欄
・普通自動車第一種運転免許(2006年取得)
・第二種電気工事士(2023年取得)
・CAD利用技術者試験2級(2023年合格)
・危険物取扱者乙4類(2024年取得予定・受験済み)
→取得済みと“取得予定”を混ぜることで、現在進行形で学んでいる姿勢が伝わる。
④ 志望動機欄
前職では法人営業として多様な顧客対応に携わる中で、「課題を形にするモノづくり」への関心が高まり、技術職へ転身を志しました。
現在は第二種電気工事士・CAD資格を取得し、現場配属に備えて実務に近い知識を習得中です。
貴社の〇〇事業では新素材の開発に挑戦されていると拝見し、私の粘り強さと対人調整力が活かせると感じ応募いたしました。
→「過去の実績」「現在の努力」「未来の目標」の3つを自然につなげる構成が◎。
⑤ 自己PR欄
営業職では常に「相手のニーズを汲み取る」姿勢を大切にしてきました。
今後はその経験を、技術職の現場での“品質改善”や“課題ヒアリング”にも活かしたいと考えています。
また、子育て中のため、効率的な時間管理にも慣れており、安定的な勤務が可能です。
→技術的な内容が書けなくても、“ソフトスキル”を言語化して補うことが重要。
📌 使用した履歴書テンプレートの種類
- JIS規格の履歴書(A4サイズ2枚)
- 手書きではなくPC作成(PDFで提出)
- 写真は証明写真機で清潔感重視のものを使用
このように、“未経験者ならではの伝え方”に工夫を凝らした履歴書は、評価される確率が高まります。
とくに家庭がある方や30代以降の転職者にとっては、「過去→現在→未来」が一貫して伝わる構成が非常に重要です。
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✅ まとめ|未経験から技術職に挑むあなたへ

「未経験でも技術職に転職したい」その想いは、決して無謀ではありません。
今回紹介した実例のように、営業や接客など異業種出身でも、伝え方次第で十分に勝負ができます。
特に履歴書では、以下の3つのバランスが大切です。
✅ 「過去の経験」は“成果”より“活かせる要素”を強調
「売上○%アップ」よりも、
- 問題解決力
- 顧客対応力
- 論理的説明力
など、技術職に転用できるスキルをPRしましょう。
✅ 「現在の行動」は“資格や学習”の具体性がカギ
例:
- CADの学習中
- 第二種電気工事士に合格
- 機械図面の読み方を勉強中
これらの姿勢は、「本気度」「成長性」の証明になります。
✅ 「未来の貢献」は“企業への理解と熱意”がポイント
「御社の〇〇に共感しました」「〇〇事業に自分の特性が活きると思いました」など、応募企業に寄せた志望動機を丁寧に盛り込むことで、印象は大きく変わります。
未経験転職では、「スキル不足」ではなく、「伝え方の工夫」こそが合否を分ける大きな要素です。
“正しく伝わる履歴書”は、あなたの強みを最大限に引き出す武器。
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