【実例比較】転職前後の家計簿を公開|収入・支出のリアル

目次
Part1|転職前後で家計簿はどう変わった?前提条件を紹介

「転職したら、収入って減るの?増えるの?」「支出って、どう変化するの?」
これは、家庭を持つパパが転職を考えるときに、誰しもが感じる最大の不安です。
実際、私も転職活動中に最も気にしていたのは、家族4人の生活が“数字の上でも安定するか”という点でした。
そこで本記事では、実際に私が営業職から技術職へ転職した前後で、家計簿がどう変化したのかを公開・比較していきます。
まずは前提条件の整理から入りましょう。
■ 転職前の状況(営業職時代)
項目 | 内容 |
---|---|
職種 | 営業職(主に外回り、地方勤務) |
年齢 | 35歳 |
勤務時間 | 平日8:00〜20:00超(帰宅は22時前後) |
通勤 | 車で40分、交通費会社持ち |
年収(手取り) | 約350万円前後 |
賞与 | 年2回(各30万円程度) |
主な支出 | 外食、ガソリン代、時間的負担による支出増 |
営業職時代は、残業が多く外出も多いため、時間的にも家計的にも「やりくりが難しい」構造でした。
特に外食が週3〜4回になり、毎月の食費・交際費・ガソリン代が増える傾向にありました。
■ 転職後の状況(技術職時代)
項目 | 内容 |
職種 | 技術開発職(社内業務中心) |
年齢 | 35歳(転職時) |
勤務時間 | 平日7:45〜17:30(ほぼ定時) |
通勤 | 自宅から15分、ガソリン代は実費管理 |
年収(手取り) | 約316万円(現実ベース) |
賞与 | 年3回(7月・12月・3月)合計約70万円 |
主な支出 | 住宅ローン完済済み、保険見直し、食費自炊中心 |
技術職になってからは、残業ゼロ・定時帰宅・家族時間の増加により、心的なストレスが減少。
さらに、家庭内の支出も「自然に減っていく」構造になりました。
■ 家計簿比較に入る前に:意識すべき視点
転職によって家計が変わるとき、大切なのは「収入の数字」だけではありません。
- 通勤時間 → 自分と家族の時間に変換される
- 外食の減少 → 健康・食費・時間すべてに好影響
- 夫婦の連携強化 → 家計の見直しが“共同作業”に
こうした**「数字に表れにくいけれど確実なメリット」**も、家計において非常に大きな意味を持ちます。
次のパートでは、実際の「転職前」の家計簿を、月別・費目別で具体的に公開していきます。
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Part2|【実例】転職前の家計簿:営業時代の収支バランス

ここでは、私が営業職だった頃(転職前)の家計簿の実例を紹介します。
家庭持ちで共働き、2人の子どもを育てながらの生活。 一見、収入はそれなりにあるように見えますが、支出の多さと“見えないコスト”の存在が課題でした。
■ 収入と賞与(営業職時代)
項目 | 金額(手取り) |
---|---|
基本給 | 約210,000円 |
通勤・営業手当 | 約20,000円 |
家族手当 | 約10,000円 |
月収合計 | 約240,000円 |
年間賞与(2回) | 約600,000円(年2回×30万円) |
表面上は、世帯月収24万円+妻の時短パートでやりくり可能に見えますが、実際は赤字補填をボーナスで回す形でした。
■ 毎月の支出一覧(転職前)
支出項目 | 月額(平均) | 備考 |
住宅ローン | 65,000円 | 完済前 |
食費 | 55,000円 | 外食多め(週3〜4) |
通信費 | 13,000円 | スマホ+Wi-Fi |
保険料 | 12,000円 | 医療・学資など複数加入 |
水道光熱費 | 20,000円 | 季節差あり |
ガソリン代 | 18,000円 | 通勤+外回りで多め |
娯楽・交際費 | 15,000円 | 付き合い飲み会含む |
教育費(保育料) | 30,000円 | 長女の保育園分 |
雑費・その他 | 10,000円 | 衣服・日用品など |
合計支出 | 約238,000円 | ボーナス補填あり |
見てわかるように、毎月の支出が収入ギリギリor赤字。
特に大きかったのは:
- 外食費:自炊ができずコスト増
- ガソリン代:営業車利用+休日の移動
- 交際費:仕事付き合いで避けられない飲み会
■ 精神的な支出も大きかった
金銭面の支出以外にも、精神的・時間的コストが家計に影響していました。
- 休日もスマホに着信(顧客対応)
- 平日ほぼ子どもと会話できない
- 妻の負担増によるすれ違い
これらは**家族のストレス → 支出増加(外食・便利グッズ・お惣菜)**という形で、数字に現れていました。
■ 「このままではまずい」と思ったきっかけ
決定打となったのは、
- 子どもの寝顔しか見られない毎日
- 妻が疲弊しながら保育園送り迎え+時短勤務
- 家計が赤字でも「改善する時間もない」状態
このとき、「家計を根本から見直すには、働き方自体を変えなければ」と感じたのです。
次のパートでは、技術職に転職してからの家計簿の実例を紹介します。 収入の変化だけでなく、支出構造がどう変わったかに注目してください。
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Part3|【実例】転職後の家計簿:技術職になってからの収支
営業職から技術開発職に転職して、私の家計簿はどう変わったのか?
このパートでは、転職後の家計簿の実例を、収入・支出に分けて公開します。
収入は減ったけれど支出はもっと減った——この現象が、私の家計を救いました。
■ 収入と賞与(技術職時代)
項目 | 金額(手取り) |
---|---|
基本給 | 約200,000円 |
家族手当 | 約5,000円 |
残業手当 | 基本なし(定時帰宅) |
月収合計 | 約205,000円 |
年間賞与(3回) | 約695,000円(7月・12月・3月) |
営業職時代と比べると月収ベースで約35,000円減少。 しかし、残業がほぼない分、生活リズムは激変。
■ 毎月の支出一覧(転職後)
支出項目 | 月額(平均) | 備考 |
住宅ローン | 0円 | 完済済み(実家住まい) |
食費 | 40,000円 | ほぼ自炊(妻と分担) |
通信費 | 9,000円 | 楽天モバイル+割安Wi-Fi |
保険料 | 4,088円 | 見直し済み(必要最低限) |
水道光熱費 | 15,000円 | 実家との折半(共同) |
ガソリン代 | 7,000円 | 通勤15分+移動少なめ |
娯楽・交際費 | 5,000円 | 飲み会激減+子どもと遊ぶ中心 |
教育費(保育料) | 30,000円 | 保育園は継続中 |
雑費・その他 | 5,000円 | 子ども用品など最小限 |
合計支出 | 約115,000円 | 約50%カット |
■ 支出が減った理由は“仕組み”が変わったから
大きな変化は次の通りです:
✅ ① 通勤・勤務時間の短縮
- 通勤が40分→15分へ
- 帰宅が22時→17:30に
- 家で食事・風呂・寝かしつけまで参加可能
→ 外食・ガソリン・買い食いの頻度が激減
✅ ② 外部支出の削減(交際費・保険)
- 飲み会ほぼゼロ
- 無駄な保険はすべて解約
- 通信費も夫婦で見直し
✅ ③ 固定費の見直し
- 住宅ローン完済(実家へ引越し)
- 家族と共同生活で水道光熱費も折半
- 食費も自炊で効率化
■ 数字で見る「転職の家計インパクト」
比較項目 | 営業職 | 技術職 |
月収 | 約240,000円 | 約205,000円 |
支出 | 約238,000円 | 約115,000円 |
月間黒字 | 約2,000円(実質赤字) | 約90,000円 |
たとえ手取りが下がっても、支出の構造を変えるだけで“手元に残るお金”が増えたのです。
次のパートでは、支出が減った具体的な理由を「ベスト3」として掘り下げて紹介します。
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Part4|支出が減った理由ベスト3(通勤・外食・保険)

転職後の家計簿を見て、「あれ?手取りは減ったのに、黒字額が増えている」と感じた方も多いと思います。
そのカラクリは、「支出の構造」自体が変化したことにあります。
このパートでは、実際に大きな効果があった支出削減ポイントベスト3を紹介します。
✅ 第1位:通勤距離と時間の短縮(ガソリン代−11,000円/月)
営業職時代は、
- 通勤片道40分(往復80分)
- 毎日社用車移動(実費精算)
- 土日も子どものお出かけで車移動
これにより、ガソリン代は月平均18,000円前後でした。
それが技術職になってからは、
- 通勤は片道15分(渋滞なし)
- 業務はすべて社内中心
- 平日に家族で遊ぶ体力・時間も確保
結果、月7,000円台まで減少。年間約13万円の節約になりました。
また、通勤時間が減ったことで、
- 朝に余裕が生まれる
- 妻との会話・育児参加が増える
- 子どもと一緒に朝食を取れる
など、時間的価値も非常に大きいです。
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✅ 第2位:外食・中食の削減(食費−15,000円/月)
営業時代は:
- ランチ外食:週4回(1,000円×4=月16,000円)
- 夜も疲れて惣菜・外食中心
- 休日の昼食もコンビニ弁当や外食
→ 月の食費は5.5〜6万円が当たり前でした。
転職後は:
- 弁当や家のごはんが中心
- 時間的・精神的余裕で自炊が可能に
- 妻も「家で食べられるなら作るよ」と協力的に
→ 現在の食費は約4万円(外食は月2〜3回)。
● 食費の差額:15,000円/月 → 年間約18万円の節約
● 食生活も改善 → 健康&満足感アップ
✅ 第3位:保険の見直し(保険料−8,000円/月)
営業時代の私は、
- 保障がかぶる医療保険2本加入
- 営業仲間の付き合いで学資保険も契約
- 内容を深く理解しないまま毎月12,000円近くを支払い
転職後、「住宅ローンも完済」「収入も安定してきた」ことをきっかけに、以下のように整理:
- 医療保険:1本に絞る(月1,770円の共済)
- 収入保障保険:FWD生命で月1,700円(必要最小限)
- そのほか→全解約
→ 合計支払額:月4,088円(以前の約1/3)
→ 年間約96,000円の固定費削減に成功!
■ 合計:この3項目だけで年間40万円の削減!
項目 | 削減額(月) | 削減額(年) |
---|---|---|
ガソリン代 | 11,000円 | 約13万円 |
食費 | 15,000円 | 約18万円 |
保険料 | 8,000円 | 約9.6万円 |
合計 | 34,000円 | 約40万円 |
数字にすると、手取りが3万円減ったとしても“手元に残るお金は増える”仕組みが見えてきます。
次は、「逆に増えた支出」「見直しが必要になった費目」について触れていきます。
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Part5|逆に増えた支出と見直しが必要になった費目

支出が減った項目がある一方で、逆に増えた支出や見直しが必要になった費目もあるのがリアルな家計です。
このパートでは、転職後に実感した「新たな出費」「課題のある支出」を紹介します。
🔺 増えた支出①:子ども関連の費用(教育・保育)
技術職になったことで家族との時間が増えた半面、子どもと過ごす時間=出費の機会も増えるという現象が発生しました。
- 休日に出かける回数が増えた(入場料・交通費・外食)
- 長女が年中に進級し、ピアノ教室を始めた
- 次女の保育料が変動(月ごとの収入申告により)
結果的に、月5,000〜8,000円程度の増加となりました。
ただしこれは「支出増」というより**“価値ある支出”**ととらえており、家族での思い出や子どもの成長に直結するコストです。
🔺 増えた支出②:自己投資(副業・スキルアップ)
転職して時間に余裕ができたことで、自分の成長や将来への投資意識が強まりました。
- ブログ運営のための有料サーバー・テーマ導入(年間数千〜1万円)
- リベシティ(月2,000円)
- ChatGPT Plus(月3,000円前後)
- 書籍や通信講座の受講
以前の営業職時代は「とにかく日々をこなすだけ」で精一杯でしたが、今は未来志向でお金を使えるようになったのは大きな変化です。
🔺 見直しが必要な支出①:通信費・サブスクの重複
意外と見逃しがちなのが通信費・サブスク関連。
我が家では、
- 自分:楽天モバイル(約2,400円)+Amazonプライム(年5,900円)
- 妻:Netflix(約1,500円)+音楽サブスク
となっており、**「家族で使っていないサービス」や「重複している機能」**がないか見直すタイミングを検討中です。
🔺 見直しが必要な支出②:自動車関連費用
通勤時間が短くなっても、地方での生活には車が不可欠です。
- 車検・保険料・自動車税・ガソリン代
- 保険は「対人対物無制限」で安心設計
- 車は家族2台体制(スズキ・スペーシア/日産・キックス)
現在の保険料は適正ですが、車両の維持費や買い替え時期も視野に、将来の家計への影響を見積もる必要があります。
🔺 見直しが必要な支出③:日用品やこども服の衝動買い
時間の余裕が生まれたことで、休日に家族でショッピングに行く機会も増えました。
その結果…
- 子どもの服やおもちゃを「つい」買ってしまう
- 日用品を「ストック多めに」買うように
節約志向の一方で、“使っていい”と思えるようになったことで増える出費もありました。
家計全体で見れば許容範囲ですが、マネーフォワードで定期的に見直しを行う習慣が大切です。
▷まとめ:全体最適を意識することが家計改善のカギ
転職後に支出が「減った項目」「増えた項目」の両方がありましたが、大切なのは家計全体として“最適化”できているかという視点です。
- 手取りが減っても「支出構造の見直し」で黒字額は増やせる
- 増えた支出も「未来への投資」や「家族の価値ある時間」であればOK
- 見直しのポイントは“固定費”と“無自覚な出費”
これからも我が家では、「支出は減らすべきもの」ではなく、**「人生の目的に沿って使うもの」**として家計と向き合っていきます。
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Part6|理想の家計に近づける工夫と習慣

転職をきっかけに支出を見直すことで、手取りが減っても「暮らしの質」は向上しました。
ただ、削るだけでは継続しません。大事なのは、**ストレスなく家計改善を続ける“工夫と習慣”**です。
このパートでは、実際に我が家で取り組んでいること、取り入れてよかったことを紹介します。
✅ 工夫1:マネーフォワードMEで“見える化”する
まず、家計の見える化が最優先でした。
- 銀行口座・クレジットカード・証券口座を一括連携
- 自動で支出カテゴリ分け(精度も高い)
- 毎月の予算オーバーを可視化して反省できる
以前は「感覚でやりくり」していましたが、数字で見ると改善ポイントがはっきりします。
今では月末に夫婦でチェックしながら、話し合いにも活用しています。
✅ 工夫2:支払い手段を“見直し”する
支出のコントロールに効果的だったのが、「支払い手段の統一」です。
- 自分:楽天カード(メイン)、ETC・ガソリン代も楽天で統一
- 妻:三井住友カードVISA NL(食費専用)
用途ごとにカードを分けたことで、
- 「何にいくら使ってるか」が一目瞭然に
- ポイントも効率的に貯まる(楽天ポイントでスマホ代も一部カバー)
支払いの流れを整理するだけで、ムダ遣いが激減しました。
✅ 工夫3:夫婦で“毎月会話する”習慣
お金の話はタブーにしない。それが我が家のルールです。
- 月初に先月の収支を共有(マネーフォワードを見ながら)
- 今月の支出予定・変動費を確認
- 気になった点は正直に伝え合う
このルーティンを取り入れたことで、
- お互いの価値観や「使いたい理由」を尊重できる
- 衝突が減り、むしろ「協力しよう」という雰囲気に
結果的に、“節約”ではなく“納得できる支出”に変化しました。
✅ 工夫4:自分たちの「大切にしたいこと」を明確に
お金の使い方に迷ったときは、「何を優先したいか?」を軸にしています。
我が家の優先順位:
- 子どもと過ごす時間
- 健康(食事・睡眠)
- 将来の備え(貯蓄・投資)
- 自己成長や副業
この軸に沿っていれば、たとえ支出が増えても後悔はありません。
「他人と比べない」「我が家にとっての最適解を選ぶ」
これが、ストレスのない家計運営のコツだと感じています。
✅ 工夫5:年間ベースで「家計シミュレーション」をしておく
月単位の収支管理に加え、年間の出費イベントも可視化しています。
- 車検、自動車税、固定資産税
- 帰省費用、誕生日・記念日の出費
- 保育園や習い事の更新料、進学費用の想定
これをGoogleスプレッドシートで管理しておくことで、
- 「今月余った分は◯月に回そう」
- 「年末までに〇万円は貯めておこう」
といった計画が立てやすくなりました。
▷まとめ:家計改善は“やりくり”より“設計”が大事
転職を機に、「なんとなく使うお金」から「納得して使うお金」へと意識が変わりました。
その結果、以下のような好循環が生まれました。
- 手取りが減っても黒字が増える
- 家族との時間が増える
- 将来への不安が減る
- 副業や自己投資に前向きになれる
特別な節約術は使っていません。
「仕組み」と「習慣」だけで、家計は大きく変えられると実感しています。
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Part7|転職×家計見直しのまとめと行動ポイント

ここまで読んでくださりありがとうございます。
本記事では、**「転職をきっかけに家計がどう変わったか」**をテーマに、我が家のリアルな変化を紹介してきました。
手取りが下がったにも関わらず、黒字が増えた理由。
それは、“収入”より“支出構造”にメスを入れたからです。
✅ 本記事の振り返り:何が変わったのか?
- 通勤距離の短縮 → ガソリン代月−11,000円/年13万円の節約
- 外食の減少 → 食費月−15,000円/年18万円の節約
- 保険の見直し → 月−8,000円/年9.6万円の節約
→ この3つだけで年間40万円以上の支出減に成功!
一方で、
- 子ども関連費用や自己投資など「価値ある支出」は増加
- 通信費・車関連などは今後の“見直しポイント”
支出の「見える化」と「納得感」があれば、節約もポジティブに続けられます。
✅ 家計改善で実践してよかった5つのこと
- マネーフォワードMEで家計を見える化
- 支払い方法を統一し、用途別に管理
- 夫婦で月1回の家計ミーティングを実施
- お金の優先順位を明確にした
- 年間イベントを見据えた家計シミュレーション
どれも難しいことではありません。
“仕組み化”さえしてしまえば、あとは習慣になるだけです。
✅ これから転職を考える方へ:行動ポイント
もし今、
- 転職を検討している
- 家計が不安で転職に踏み切れない
- 手取りが減るのが怖い
と悩んでいる方がいれば、まずは以下の行動から始めてみてください。
▶ 行動①:家計の現状を「見える化」する
支出が把握できていなければ、対策もできません。
- まずは家計簿アプリに登録(おすすめはマネーフォワード)
- 1か月だけでもいいので、記録してみる
- 固定費(保険・通信・住宅・自動車)を洗い出す
▶ 行動②:転職後の生活を“具体的に”シミュレーションする
- 想定される給与ダウン幅を把握
- 子ども関連費・住宅ローンなど固定支出を算出
- 通勤や勤務時間がどう変わるかも計算
我が家は「手取りが減っても生活の満足度が上がるか?」を基準に判断しました。
▶ 行動③:パートナーと“家計”と“転職”の両方を話し合う
夫婦のどちらかだけが家計を握っていると、転職の判断も一方的になります。
- 家計の現状を共有
- 転職の理由と期待する変化を共有
- その上で「やっていけそうか?」を一緒に考える
我が家もここを丁寧にやったことで、転職後もブレずに進めました。
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▷まとめ:転職は“収入”だけでなく“支出”とのセットで考えよう
転職は人生の転機。
でも、“収入を上げるためだけのもの”ではありません。
- 家族と過ごす時間が増える
- 健康を取り戻せる
- 将来に備える余裕ができる
そんな**お金以外の「豊かさ」**が得られる可能性もあります。
そして、手取りが減っても家計を見直せば、十分にやっていけます。
むしろ、家計管理力がつくことで、転職はプラスに働くことも多いのです。
「手取りが減るから転職は無理」と決めつける前に、
支出を整えることで選択肢が増えるということを、ぜひ知ってほしいと思います。
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