【解説】理系職に転職するなら持っておきたいスキルとは?製造業・開発職向けに紹介!

目次
はじめに|理系職に転職したい。でも、何が求められてる?

「理系職に戻りたいけど、自分にできるのかな…」
「今さら理系に転職するのは難しい?」
そんな不安を感じている方は少なくありません。
特に家庭を持っていると、転職は一大決断。
時間の制約・生活の安定・転勤などの制約もある中で、実務スキル以上に“応用できる力”=ソフトスキルが問われる場面が多いです。
この記事では、製造業エンジニア職と研究・開発職、それぞれに求められる「転職時に重視されるスキル」をソフト面を中心にまとめています。
製造業エンジニア職に求められるスキル

✅ 論理的思考力と課題解決力
トラブル対応や不具合改善など、日常的に「原因→仮説→検証→改善」の流れが必要になります。
特に製造現場では感覚よりも“筋道立った分析”が求められるため、論理的思考力は必須。
たとえば「工程不良の原因を特定する」場面では、
作業条件、材料、設備、人的ミスなどをひとつひとつ洗い出して検証していきます。
✅ 報連相(報告・連絡・相談)
設計・生産技術・品質管理など多部門との連携が必要な場面では、**「誰に・何を・どう伝えるか」**が重要。
単なる伝言でなく、背景や経緯も含めて報告する力が現場力に直結します。
✅ 文書作成・読み解く力
- 手順書・仕様書・改善報告書など、文書を正確に扱えるスキルが求められます
- WordやExcelはもちろん、図面や数値データを読み取る力も重視されます
研究・開発職に求められるスキル

✅ 情報整理力と仮説検証スキル
研究や試作においては、「検討→結果→修正」のPDCAサイクルがすべての基本です。
膨大な情報から「使える情報」を見極め、筋道立てて組み立てられる人が評価されます。
✅ プレゼン力・伝える力
開発成果や試験結果をチームや経営層に伝える機会が多く、
「結論から簡潔に」「数字で裏付ける」伝え方が重要になります。
社内発表・レビュー会議など、話す機会が多いのも開発職の特徴です。
✅ チームで動ける協調性
研究や開発は“1人では完結しない”のが当たり前。
設計・営業・製造・品質保証など、さまざまな部署と関わる中での協調性・調整力が必須です。
実体験|私が前職で得たスキルは、転職後も活かせた

私の前職は、工場に向けて部品の販売や自動化の提案・ソフト作成~立ち上げまでを行う営業職でした。
この中で得た
- ヒアリング力(問題を聞き出す力)
- 提案書作成力(構成と説得力)
- 現場視点での提案経験
これらは、技術開発職に転職してからもそのまま活かせています。
✅ 転職後に完全な即戦力ではなくても、「土台となるソフトスキル」は多くの現場で通用します。
まとめ|理系職に転職するなら、“使える力”はすでにある

「実務経験がない」「ブランクがある」
そう思って不安に感じている方へ。
▶ 論理的に考える力
▶ 伝える力・聞く力
▶ 報告・共有・改善提案の力
これらのソフトスキルは、多くの理系職に共通して求められている力です。
自分の中にある経験を“変換”してアピールすれば、理系職への転職も十分可能です。
この記事では、理系職への転職に役立つスキルを紹介しました。
さらに具体的に、家庭を持ちながら転職活動を成功させるためのコツや、理系職へのアプローチを深掘りした記事もまとめています。
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