【経験談】転職活動と保育園の送り迎えをどう両立したか

目次
はじめに|仕事・家庭・転職活動…すべてを抱える現実
「転職したい。でも子どもの保育園送迎があるから面接に行けない」 「共働きでどうやってスケジュールを組めばいいの?」
家庭持ちで転職を考える人にとって、最大の課題のひとつが“時間のやりくり”です。
特に保育園児がいる場合、朝の送り・夕方の迎え・突発的な体調不良など、「誰が」「いつ」対応するのかを明確にしておかなければ、夫婦関係にも影響が出てしまいます。
本記事では、私が実際に体験した転職活動中の保育園送迎のリアルを紹介しつつ、読者のみなさんが無理なく転職活動を進められるようなヒントや工夫を解説します。
1. 基本スタンスは「妻に任せ、できる日は自分が迎えに行く」

私の場合、転職活動をしていた当時は妻が時短勤務だったため、日常の送迎は主に妻が担当していました。
しかし、私も業務を調整できる日は、夕方の迎えに行くようにしていました。
✔ 子どもが喜ぶ迎えの時間
久しぶりに迎えに行くと、子どもは驚いたように笑顔を見せて、 「パパ〜!」と駆け寄ってきてくれます。
抱っこして欲しいと腕を広げてきた姿は今でも忘れられません。
✔ 気持ちのバランスを取る工夫

普段は妻にお願いしているからこそ、
- 朝は早起きして保育園の準備を担当
- 食器洗いや洗濯など家事を率先して引き受ける など、家庭全体がうまく回るような配慮を心がけていました。
転職活動中はどうしても「自分の時間が欲しい」となりがちですが、家族の支えなしに転職は成功しません。
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2. 面接日程は「保育園の時間に合わせて」調整

在職中の転職活動では、面接時間の確保が一番の課題です。
✔ 時間帯の希望は“先に伝える”
面接の調整連絡が来た際、私は以下のように先手で伝えていました:
「保育園の送り迎えがあるため、10:00〜16:00の間でお願いできると助かります」
この一言を入れることで、相手側のスケジュール調整もスムーズになります。
✔ オンライン面接も活用
- 自宅で行えるオンライン面接
- スーツ+背景に気を配れば、十分に好印象を与えられます
保育園からの呼び出しにも対応しやすいため、オンライン形式の活用は非常におすすめです。
3. 妻と話し合って「協力体制」を作った
転職活動を始める前に、家庭内での役割分担を話し合いました。
✔ 話し合った内容(一例)
- 面接がある日は送迎をどうするか
- 体調不良時の病院対応は誰が行けるか
- スーツや履歴書準備の時間をどう捻出するか
共働きの我が家では、“お互いの時間を尊重する”ことを大切にしています。
だからこそ、自分だけが転職に集中するのではなく、家庭の状況を最優先に考えるようにしていました。
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4. 保育園・子ども・面接…うまくいかない日もある
どれだけ調整しても、うまくいかない日はあります。
✔ 実際にあったこと:
- 面接当日の朝に子どもが発熱→キャンセル
- 急な呼び出しで途中退席→次回調整を依頼
- 疲れがたまり夫婦喧嘩に発展したことも
こうした日は落ち込むこともありますが、それでも家族が最優先。
「転職は一時期のイベント、家庭は一生の基盤」
そう言い聞かせて、リズムを取り戻していきました。
5. 家庭持ち転職者が取り入れたい時間管理のコツ
✔ カレンダーは“夫婦共有”
- Googleカレンダーで予定を共有
- 面接・送迎・保育園行事など色分け管理
✔ 早朝と昼休憩をフル活用
- 履歴書作成や求人チェックは朝5時台に
- 昼休みにエージェントとLINE調整
✔ タスクは1日1つだけ決める
やることを増やすと必ず回らなくなります。 「今日は職務経歴書だけ書く」など、1つに絞って集中すると継続しやすいです。
6. 子どもに“転職”をどう伝えた?
うちの子はまだ保育園児でしたが、それでも何となく雰囲気を感じ取っていたようです。
「パパ、きょうもしごといくの?」 「パパ、おしごとかわるの?」
そんな問いかけに対しては、
「パパね、もっと早く帰れるおしごとにしようと思ってるんだ」
と前向きに伝えるようにしました。
家族全体がポジティブに変化を受け入れるためにも、子どもへの説明も“希望がある言葉”で。
7. よくある質問(Q&A)
Q. 転職活動中に子どもの体調不良…どうした?
A. 事前に「面接リスケあり得ます」とエージェントに伝えておくと柔軟に対応してもらえます。
Q. 面接中に保育園からの連絡が来たら?
A. オンライン面接なら「家庭の事情で5分だけ中断させてください」と伝えたこともあります。誠実に対応すれば評価が下がることはありません。
Q. 妻との協力体制がうまく取れない場合は?
A. 転職活動を“個人戦”にせず、「家族プロジェクト」として共有すると、話し合いやすくなります。
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9. まとめ|家族を大切にする転職活動は、未来も変える

転職活動は、自分ひとりのチャレンジではありません。
- 家族との時間
- 子どもの送迎
- 家計の安定
すべてがリンクしています。
大切なのは、「家庭を理由にあきらめる」ことではなく、家庭とどう調和を取るかを考えながら進めること。
今回の経験を通じて、私は“家族に支えられて生きている”ことを実感しました。
未来の自分が、「あの時家族と一緒に頑張ってよかった」と思える転職活動になることを願っています。