【体験談】35歳で年収はどう変わった?転職前後でリアル比較

目次
はじめに|「年収が下がるのが怖い」そんな家庭持ちパパへ
僕は35歳で、まったくの異業種である営業職から技術開発職へと転職しました。家族がいて、住宅ローンもある。転職することに対して不安がないと言えば嘘になります。
特に心配だったのが、**「年収が下がるのではないか」**ということ。
家庭があると、月の支出は思った以上に多い。保育園の費用、食費、光熱費、教育資金、保険、住宅費…。収入が少しでも減れば、家計はすぐに赤字になる可能性もある。
でも、僕はそれでも転職を決意しました。そして今思うのは、**「あのとき決断してよかった」**ということ。
この記事では、僕のリアルな体験をもとに、
- 営業職時代の年収と家計の状況
- 技術職に転職してからの変化
- 年収・手取り・ボーナス・残業・家族時間の比較
- 生活の満足度・ストレスの軽減
- 家計の中身の変化と見直し
- 転職後のキャリア形成と副収入へのチャレンジ
を数字・エピソード・比較表で具体的にお届けしていきます。
「年収が下がらない転職ってあるの?」 「収入は変わらなくても、生活って本当に良くなるの?」
そう思っている方に向けて、現実的かつ希望を持てる記事をお届けします。
第1章:営業職時代のリアル年収と生活の限界

僕の前職は、工場向けの機器や設備を提案する営業職。業界としてはニッチで、地元ではそこそこ名前も知られていました。
一見すると「安定した企業」だったかもしれませんが、実際の働き方はなかなか厳しいものでした。
▼ 年収と収入構造
- 基本給:約20万円弱(地方相場)
- 残業代:毎月40〜60時間が基本、繁忙期は100時間超え
- ボーナス:年に2回、最大で年8ヶ月分(会社業績連動)
ボーナス込みの表面年収は460万円ほどありました。これは地方在住かつ30代半ばの既婚男性としては、比較的良い方だと思います。
ただし、これには大きな落とし穴がありました。
❌ 年収がボーナス頼み
コロナ禍では業績が悪化し、ボーナスは半分以下に。 その結果、1年で100万円以上年収がダウンしたのです。
❌ 残業前提の給与体系
忙しい時期には毎日22時退社が常態化。 土日もお客様から電話が鳴ることは当たり前で、**「休んだ気がしない休日」**が続きました。
❌ 家族との時間ゼロ
当時は上の子が3歳、下の子はまだ1歳。育児の大変さがピークの頃。 にもかかわらず、子どもの寝顔しか見ない日が平日ほぼ毎日。妻からも「一緒に子育てしてる感じがしない」と言われ、内心とてもつらかったです。
❌ 家計の乱れ
ストレスによる外食依存・コンビニ生活・趣味への出費で、月の支出はふくらむばかり。
家計簿を見直そうと何度も思いましたが、 「帰宅後に数字なんて見たくない」 「そもそも時間がない」 という状態で、現実逃避するように支出を繰り返していました。

「残業代頼みから抜け出したい」「地元で安定した高収入を得たい」という方には、工場求人ナビがおすすめ。寮付きや福利厚生充実の職場も多数あります。
第2章:技術職に転職して変わったお金の流れと働き方
35歳で技術職へ転職した後、僕の生活は大きく変わりました。 年収の額面自体は前職(約460万円)とほぼ同水準に保つことができましたが、中身がまったく違ったのです。
▶ 転職後の給与体系と手取りの違い
前職では、残業代とボーナス頼みの「変動型年収」でした。 それに対して今は、**基本給が高く、残業代がほぼない“安定型年収”**に変化しました。
- 基本給:月25万程度(昇給あり)
- ボーナス:年2回(合計2ヶ月〜2.5ヶ月)
- 残業:原則なし(繁忙期でも月5時間未満)
残業がない分、月給の安定性はそのまま。加えて、月々の手取りは前職よりも5〜6万円増加しました。
これは、ボーナス依存ではなく、「確実に入る金額」が増えたという意味で、家計管理が一気に楽になりました。
たとえば、
- クレジットカードの引き落としを月単位で無理なく支払えるようになった
- ボーナスに頼らず家族旅行の積立ができるようになった
- 子どもの教育費を無理なく毎月貯蓄できるようになった
以前は「ボーナスが出たから今月は大丈夫」といった綱渡り家計だったのが、今は地に足のついた安定家計になったのです。
▶ 働き方の大きな変化:時間の質が激変

もっとも大きな変化は、時間の使い方でした。
比較項目 | 営業職時代 | 技術職転職後 |
---|---|---|
出勤時間 | 6:50頃 | 7:35頃 |
退勤時間 | 20:00〜22:30 | 17:30前後 |
通勤時間 | 往復2時間 | 往復20分(車) |
残業時間 | 月80〜120時間超 | 月0〜30分 |
昼休憩 | 営業対応でとれない日も | 散歩・ブログ執筆に活用 |
平日家族時間 | ほぼゼロ | 夕食〜寝かしつけまで一緒 |
技術職では、定時出社・定時退社が基本。 通勤も短く、勤務時間外は完全に自由。これは想像以上に生活を変えてくれました。
例えば、
- 平日の夜に子どもを保育園へ迎えに行ける
- 家族そろって食卓を囲める
- お風呂・歯磨き・絵本・寝かしつけと、育児にちゃんと関われる
仕事がある日は“戦場”だった前職とはまったく違います。
▶ 昼休憩で「副業」時間を確保

営業時代は昼休憩すら仕事に追われることもありました。 でも今は、昼休みがしっかり確保されているので、
- 散歩してリフレッシュしたり
- 車の中でスマホで読書したり
- 最近はブログ記事の執筆もしています
副業ブログに取り組む時間が確保できるようになったのも大きな変化。
実際にこの「転職ブログ」も、昼休みや早朝、夜の30分を使って少しずつ書き進めています。
家計の安定+副収入の可能性が同時に生まれた今、将来の選択肢が広がってきたと実感しています。
▶ 仕事のストレスと責任感の違い
営業職は数字に追われ続け、電話や訪問、提案書づくり、納期管理、クレーム対応など、気を抜ける瞬間がなかったのに対し、
技術職では、
- 担当テーマを深堀りしてじっくり進められる
- チームで分担・相談できる環境
- “ありがとう”より“お疲れさま”が自然と交わされる職場
という空気感があります。
ストレスの質がまったく違う。
もちろん責任はありますが、「顧客対応による突発的ストレス」から解放されただけでも、心の余裕がまるで違います。
僕も最初は不安だらけでしたが、【dodaチャレンジ】の担当者の後押しで、スムーズに動けました。
第3章:支出の見直しで“使えるお金”が増えた
技術職に転職したことで、家計に“収入”の安定がもたらされたと同時に、生活全体が見直されていきました。
今回は、その中でも特に効果のあった「支出の見直し」についてお話しします。
▶ 生活コストが自然と減った
営業時代は、仕事のストレスと忙しさから「使う」ことに偏った生活をしていました。
- 外食は週2〜3回、帰り道にコンビニでの買い食いも日常茶飯事
- 飲み会や会社付き合いの出費が毎月1〜2万円
- スーツやワイシャツなどの衣料品に年2〜3万円
ところが、技術職に転職した今ではこれらの出費が激減。
「出費を我慢した」というより、“自然に減った”という表現がしっくりきます。
なぜなら、
- ストレスが減ったことで“無駄な買い物”をしなくなった
- 服装が作業着なので、服飾費が実質ゼロ
- 人付き合いの飲み会は必要最小限に
- 時間に余裕ができて、自炊が習慣化
これだけで月に2〜3万円の削減。年換算では30万円以上の節約です。
▶ 固定費を整理して“毎月の安心”を手に入れた
転職を機に、夫婦で改めて家計を見直す時間を取りました。
特に見直したのが**「固定費」**です。
項目 | 見直し前(営業職時代) | 見直し後(技術職以降) |
---|---|---|
スマホ通信費 | 月7,000円 ×2台 | 月2,000円 ×2台(格安SIM) |
生命保険 | 月16,000円 | 月3,700円(収入保障型へ) |
火災保険 | 年15,000円 | 年633円(実費) |
自動車保険 | 年50,000円超 | セゾンへ切替で半額近くに |
このように、 **「なんとなく加入していた保険」や「大手だから安心だと思っていた契約」**を見直すことで、家計の“毎月の基盤”が整ってきました。
転職が“お金と向き合う”きっかけになったことは、本当に良かったと思っています。
▶ 支出項目ごとのビフォーアフター
支出項目 | 営業職時代(月平均) | 技術職後(月平均) | 差額 |
食費 | 約55,000円 | 約40,000円 | -15,000円 |
外食費 | 約25,000円 | 約6,000円 | -19,000円 |
衣類・小物 | 約10,000円 | 約1,000円 | -9,000円 |
通信費 | 約14,000円 | 約4,000円 | -10,000円 |
保険関係 | 約18,000円 | 約4,000円 | -14,000円 |
なんと、月あたり約67,000円の支出削減に成功。
これは“副業で毎月6万円稼ぐ”のと同じ価値があります。 しかも、副業とは違って税金もかからず、確実に手元に残るお金です。

▶ 支出を整えると、精神も整う
お金のことを考えると、「貯めなきゃ」「節約しなきゃ」と苦しく感じる方もいると思います。
でも僕が実感したのは、**「整った生活を送ると、自然にお金も整ってくる」**という逆のアプローチでした。
- 睡眠時間がしっかり取れるようになる
- 朝に余裕ができて、弁当や水筒を持っていける
- 子どもとの関わりが増えると、自己肯定感も上がる
こうした“心と生活の安定”が、お金の使い方にも現れてくるんです。
たとえば、
- 衝動買いが減る
- 無駄にコンビニに行かなくなる
- 家計簿が苦じゃなくなる
今では夫婦で月初にマネーフォワードを開き、「今月どうしようか」と話すのが習慣になっています。
お金を「不安の種」ではなく、「対話のきっかけ」にできるようになったのは、家族としても大きな成長でした。
「通勤や残業を減らして家族との時間や副業の時間を確保したい」なら、クラウドリンク。リモート可能・柔軟な働き方の求人が豊富です。
第4章:家族との時間が増えて、人生の優先順位が変わった
技術職に転職してからというもの、毎日の過ごし方が劇的に変わりました。
前職ではとにかく時間がなかった。
- 朝は家族が寝ているうちに出勤
- 夜は子どもが寝てから帰宅
- 土日も取引先の電話に怯えながら過ごす
「家族と一緒に暮らしているはずなのに、全然会話ができていない…」 そんな感覚でした。
今振り返ると、時間がないと、心にも余裕がなくなる。
でも、転職してからその流れは完全に断ち切れました。
▶ 朝のルーティンが“家族とのふれあい時間”に
技術職の出社時間は8時。 通勤も片道10分程度なので、6時半〜7時に起きれば十分間に合います。
今の朝は、
- 妻と一緒に朝ごはんを用意
- 子どもと一緒に食卓を囲む
- 保育園に一緒に向かうことも
以前では考えられないほど、朝が穏やかで豊かになりました。
朝の会話って、その日1日の気分を左右するんですよね。 娘の「パパ、行ってらっしゃい!」が一番のエネルギー源になっています。
▶ 平日の夜が“育児タイム”に
定時に帰れるようになってからは、平日18時過ぎには自宅にいます。 そこからは、
- 保育園のお迎え
- お風呂
- 夕食
- 歯磨き
- 寝かしつけ
この流れを毎日一緒にできることが本当に嬉しい。
特に子どもたちは、パパが毎日帰ってくることに安心している様子です。 「きょう、パパとおふろはいる!」「パパがえほん読んで!」と言ってくれるのが日常になりました。
家庭での“存在感”や“信頼”が、確実に増しているのを感じます。
▶ 妻との関係にも変化が
夫婦関係にも良い影響がありました。
営業職時代は、
- 家のことを任せきり
- 家計の見直しもほぼ丸投げ
- 育児の苦労を理解できていなかった
でも、今は一緒に家計簿を見て、子どもと遊んで、掃除や洗濯にも参加するようになりました。
「最近すごく助かってる」 「安心して働けるようになった」
そんな言葉を妻から聞いたとき、“父親であること”に誇りを感じました。
▶ 仕事中心から“家庭中心”へのマインド転換
転職によって、働く時間が減ったことで、自分の中の価値観が変化しました。
以前は、
- 仕事こそ人生の軸
- 成果を出すこと=男の価値
- 家族は支える対象(任せるもの)
という意識が強かったのですが、
今は、
- 家族のために働く
- 子どもの成長に関わることが最大のやりがい
- 家計や生活全体をマネジメントする責任がある
という考え方にシフトしました。
言葉では簡単に言えるけれど、実際に“時間”を持ってみて初めて実感できたことだと思います。
▶ 子どもの成長を見逃さなくなった

もうひとつ、転職して良かったと心から思えるのが、
子どもの成長を「リアルタイムで」見られること。
たとえば、
- 下の子が初めて立った瞬間
- お姉ちゃんが絵本を読めるようになった瞬間
- 二人が仲良く遊んでいる姿
こうした何気ない日常に立ち会えることは、何ものにも代えがたい価値です。
以前は、こういう出来事をすべて妻からの報告で知っていました。
でも今は、自分の目で見て、一緒に喜んで、一緒に成長している実感がある。
「この時間は、もう二度と戻ってこない」
そう思えるからこそ、転職して本当によかったと強く感じています。
第5章:これからのキャリアと収入の広げ方
「年収が変わらなかったからよかったね」と言われることがあります。
でも、僕が本当に伝えたいのは、“年収以上の価値”を得られたことと、 “これからの伸びしろ”を手に入れたことです。
今後のキャリアをどう考えているのか、現状をふまえて整理してみます。
▶ 技術職としての将来性
営業職は数字に強い一方、汎用性がある分「年齢とともにキツくなる」と感じていました。 一方で、今の技術職は、
- 経験を積むほど評価される
- 専門性が可視化されやすい
- 実績が社内・業界内で蓄積される
という意味で、**“年齢を重ねることが強みになる”**キャリアです。
特に、うちの技術開発部では、
- 60代まで現役で活躍されている方
- 技術の継承役として若手育成を担う人
がたくさんいて、「長く働ける職種なんだ」と実感しています。
現在は主にゴムタイルの材料設計・色合わせなどを担当していますが、 今後はJIS試験や製品開発の全体管理、改善提案なども求められるようになるでしょう。
▶ 昇給や評価の考え方
現職では、年1回の昇給査定があります。
営業時代のような「ノルマ達成=評価」ではなく、
- 日々の取り組み(品質意識・作業の丁寧さ)
- 改善提案やコストダウンへの貢献
- チームとの協調性・発信力
などが評価ポイントになります。
特に、「時間短縮」「材料ロスの削減」などは直接会社に貢献できるため、今後はそういった視点で取り組むつもりです。
将来的には、係長→主任→管理職クラスとステップアップできる見通しもあり、 ライフステージと共に給料も上がっていく安心感があります。
▶ 副業ブログで得られる“もう一つの収入と軸”
そして今、僕がもう一つ注力しているのがこのブログです。
営業から技術職に転職したという実体験、 家庭持ちで子育てと仕事を両立している今の暮らし、 マネーフォワードなどを使った家計改善術——
これらを発信することで、同じような悩みを持つ人のヒントになればと思っています。
しかも、ブログは“収益化”も目指せる。
今は月数百円〜数千円でも、記事を積み上げ、アフィリエイトや広告収益を育てれば、 ゆくゆくは「家計の第2エンジン」にもなり得ると感じています。
例えば、
- 通信講座の紹介(資格系)
- 転職エージェントのレビュー
- 節約グッズやサービスの体験記
などは、家庭持ちの読者にとって需要があるジャンルです。
▶ 資格取得で専門性をさらに高める
技術職に転職してからというもの、「資格を活かす人が強い」ことに気づきました。
たとえば、
- QC検定
- 危険物取扱者(乙4)
- フォークリフト運転技能講習
- 第二種電気工事士
など、製造業で評価される資格を1つずつ取得していくことで、
- 任される仕事の幅が広がる
- 役職登用のきっかけになる
- 賃金テーブルに反映される(企業による)
など、キャリアにも収入にも直結するのです。
▶ キャリアの「選択肢」を持つことの価値

最終的に僕が目指したいのは、「自分の人生をコントロールできる」働き方です。
- 今の職場で専門性を深め、収入を上げる
- ブログで情報発信を続けて副収入を得る
- 家計を管理し、無理なく暮らせる支出構造を作る
- 必要があれば、再転職も視野に入れる
こうして**“複数の選択肢”を持つこと**が、最大の安定だと考えています。
第6章:転職して得た“精神的安定”と後悔ゼロの理由

「転職してどうだった?」 と聞かれたとき、僕はいつもこう答えます。
「本当に、1ミリも後悔していません。」
それくらい、今の生活に満足しています。もちろん、最初から順風満帆だったわけではありません。 でも、今の心の穏やかさと、家族と過ごす時間の豊かさを考えると、あのとき勇気を出して転職して本当に良かったと思えます。
この章では、僕が感じている“心の変化”と、転職を迷っている人に伝えたいことをまとめます。
▶ 「心のゆとり」が人生を変える
営業時代は、常に頭のどこかで仕事のことを考えていました。
- 明日のアポどうしよう
- あのお客さんの返答が気になる
- 提案書、間に合うか…?
退勤しても気が休まらず、寝ても覚めても仕事のことで脳が支配されているような感覚。
でも今は、
- 17:30に退勤したら、完全に“自分の時間”
- 保育園のお迎えから夕食準備、寝かしつけまでの時間が愛おしい
- 昼休みや夜の30分で、好きなこと(ブログ)に集中できる
何より、「明日の仕事を不安に感じない」ことが一番の安心です。
▶ 子どもたちとの記憶が“増えた”
「パパとおでかけたのしいね!」 「きょうはパパがえほんよんでくれたよ!」
こうした一言を、毎日聞けることが幸せです。
転職しなければ、こうした日常の中の小さな宝物を、見逃していたかもしれない。
- 初めて逆上がりができた日
- 初めての発表会
- 妻が「今日は助かった〜」と笑う顔
こうした瞬間のすべてが、僕の人生の“豊かさ”そのものです。
▶ 自分に自信が持てるようになった
営業時代は、自分の価値=売上、というプレッシャーに常にさらされていました。 結果が出ないと、「自分には能力がないのか」と悩むことも多かったです。
技術職になってからは、
- 1つ1つの製品開発に関わり、形になる喜び
- 職場の人と協力しながら進める達成感
- 「ありがとう」「助かったよ」と言ってもらえる嬉しさ
こうした“人としての価値”を感じる機会が増え、 **「仕事=自己肯定感を育てる場」**になりました。
▶ 家族の信頼と絆が深まった
転職によって得た最大の成果は、 **「家族にとって信頼できる存在でいられるようになったこと」**です。
- 妻との対話時間が増え、将来の話ができるようになった
- 子どもにとって「毎日一緒にいる安心感」を与えられる
- 親として、家計・育児・生活全体を見渡す力がついた
仕事も家も中途半端だった過去を脱して、今では家族との信頼関係が強くなったと感じています。
▶ 「転職は家族のためにするもの」
僕は最初、転職=自分のための決断だと思っていました。 でも今は、心から思います。
**「転職は、家族のためにするものだった」**と。
- 家族の笑顔が増える
- 家計が安定する
- 心のゆとりが子育てにも影響する
この3つがそろうだけで、人生は劇的に変わります。
▶ 転職を迷っているあなたへ伝えたいこと
「今より悪くなったらどうしよう」 「収入が下がるのが怖い」
そんな不安があるのは、当然です。僕も同じでした。
でも、こう考えてみてください。
『本当に怖いのは、今の働き方を10年続けた先の未来じゃないですか?』
- 子どもの記憶に、自分が残っていない未来
- 心と体を壊して、生活が回らなくなる未来
- 夫婦で話す時間すら失っていく未来
それよりも、“今動く勇気”を持つことで、選べる未来が増える。
今の僕は、転職して良かったという“実感と証拠”を手にしています。
だからこそ、この記事をここまで読んでくれたあなたにも、 「自分と家族の未来を守る一歩」を踏み出してほしいと思っています。
第7章:まとめ|転職で得たのは、収入だけじゃなかった

35歳、家族持ち、未経験職種への転職。
このキーワードだけを並べると、「無謀」と言われてもおかしくありません。 でも、僕は思い切って行動しました。そして、人生は想像以上に変わりました。
この最終章では、ここまでの話を振り返りつつ、「転職を考えるすべての家庭持ちの方」に向けて、最後のメッセージを綴ります。
▶ 年収はキープ、でも生活の“価値”は倍増
前職:営業職 年収約460万円、残業月100時間超、家庭との時間ゼロ。
転職後:技術職 年収維持、残業ほぼゼロ、家族と毎日関われる生活に。
金額は変わらなくても、
- 精神の安定
- 家計の可視化
- 子どもとの信頼関係
これら“数値では測れない幸せ”が手に入りました。
▶ 「忙しすぎた過去」から「選べる未来」へ
時間と心にゆとりが生まれると、人生の優先順位が見えてきます。
- 何を削るか(無駄な出費・無理な働き方)
- 何を守るか(家庭・健康・子どもとの時間)
- 何を増やすか(副収入・スキル・信頼)
そして、働く意味も変わっていきました。 以前は「仕事=生きるための義務」でしたが、 今では「生活を支える土台」であり、「家族と自分の未来を支える選択肢」になりました。
▶ 転職は“人生のメンテナンス”だと思う
車も家電も、定期的なメンテナンスをしないと壊れてしまいますよね。
人の働き方も同じだと思うんです。
- なんとなく続けている仕事
- 気づけば心身をすり減らしている毎日
- 家族との時間を失っていることにすら気づけない日々
そんな時こそ、「自分の働き方、見直し時じゃない?」と声をかけたい。
転職は、失敗してもやり直せます。 でも、健康や子どもとの時間は、“今この瞬間”しかありません。
だからこそ、“メンテナンスの意味”で、一度立ち止まる価値は大きいと断言できます。
自分の未来を考えた時、まずは“情報を知ること”が大事です。【求人広告ドットコム】なら、あなたに合った転職メディアを一括提案してくれます。
✅ 最後に:僕が得られた5つの“転職の価値”
- 年収キープでも、手取りと安定性が増した
- 通勤時間と残業が激減し、時間のゆとりができた
- 支出を見直して、家計が改善された
- 子どもとの時間・妻との会話が増え、家庭が安定した
- 自己肯定感と将来への視界が広がった
どれも、過去の自分が「得られるなんて思ってなかった」ものばかりです。
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✉ 読者への最後のメッセージ
この記事を読んでくださったあなたが、もし今、転職に不安を感じていたり、現状にモヤモヤを抱えているなら——
大丈夫。人生は変えられます。
そして、変えるのに“完璧な準備”は必要ありません。
まずは、
- 家計を見直して
- 自分と向き合って
- 家族と本音で話して
そこからスタートしてみてください。
あなたの一歩が、未来の自分と家族を守る選択になりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!