【転職活動のリアル】応募→内定までにかかった期間と内訳

目次
🟨 パート1|転職を決意した日のこと

🔥「このままじゃダメだ」と思った朝
当時の僕は営業職。
日々ノルマに追われ、朝は5時半に起きて出社、帰宅は22時近く。
子どもが起きる前に家を出て、寝たあとに帰る毎日でした。
妻が一人で育児も家事もこなす姿に申し訳なさを感じながらも、
「仕事だから仕方ない」「今は我慢の時だ」と自分に言い聞かせていました。
けれど、ある朝──
「パパ、昨日もいなかったね。もう、おうちにいないの?」
と娘に言われた瞬間、胸にグサッと刺さったんです。
🧠 働く理由を見失いかけていた自分
お金のため、家族のためと言いながら、
実際は家族のそばにいられない働き方をしていた僕。
気づけば「会社中心の人生」になっていて、
自分の“軸”がどこにあるのかさえ分からなくなっていました。
💡 そんなときにかかってきた1本の電話
転職エージェント(リクルート)からの電話でした。
「高尾さん、技術職への転職、考えたことはありますか?」
──え、技術職? 理系出身だけど、もう10年以上営業しかしてないし…
でも、なぜかそのとき、「やってみたいかもしれない」と思ったんです。
📌 決断のきっかけは、“心の違和感”に気づけたこと
- 家族の時間を犠牲にしている現実
- 自分のキャリアに納得していない本音
- 子どもの一言で、強制的に立ち止まれたこと
この3つがそろって、ようやく「変わらなきゃ」と本気で思いました。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート2|情報収集とエージェント登録

📱「転職」と検索してからの数時間
転職を意識したその日の夜、
スマホで「30代 転職 家族持ち」「理系職 未経験 転職」などを検索。
でも出てくる情報の多くは──
- 「年収UP!」
- 「誰でも受かる履歴書の書き方」
- 「退職交渉はこう乗り切れ!」
…なんだかピンと来なかった。
**僕が知りたかったのは、「家族持ちで、技術未経験でも転職できるのか」**ということ。
でも、リアルな情報にはなかなか出会えませんでした。
🔍 自分に必要だったのは“家庭持ち目線”の情報
たとえば──
- 面接は平日に入るけど、仕事をどう休むのか?
- 生活費・住宅ローンはどうキープするのか?
- 妻との相談、子どもへの影響は?
ネットには「キャリア論」はあっても、生活との両立に触れてる情報はほぼ皆無。
💼 エージェント登録に踏み切った理由
そこで思い切って登録したのが、
- ✅ リクルートエージェント
- ✅ dodaエージェント
- ✅ マイナビエージェント
**3社すべてに登録した理由は、「相性がわからないから」**です。
実際、担当者の対応スピードや提案力、業界理解に差がありました。
📌 登録から面談まではスピーディーだった
サービス名 | 登録から面談まで | 感じた印象 |
---|---|---|
リクルート | 登録翌日に電話 | 営業力が強い、提案が早い |
doda | 登録即日メール→翌日面談 | 親身、未経験にも強い |
マイナビ | 登録2日後に連絡 | やや遅めだが丁寧 |
※この時点では「どこが一番良い」とは決めきれませんでしたが、
比較して初めて“自分に合う担当者”が見えてきたのは事実です。
💡 情報収集の大切さを実感
ネット検索は「広く浅く」知れるけど、
エージェントは「狭く深く、しかもリアルな求人に結びつく」情報が得られる。
そして、家庭があるからこそ“自分一人で悩まない”ための相談先が必要なんだと痛感しました。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート3|書類作成にかかった日数

📄 最初にぶつかった壁は「自己PRどうする?」
転職エージェントに登録したあと、
担当者から最初に言われたのが「履歴書と職務経歴書を送ってください」。
でも、営業職として10年以上やってきた僕にとって──
技術職向けの職務経歴書?何を書けばいいの?
自己PR?家族のために転職したい…って書いていいの?
とにかく「何を書いていいかわからない」状態からのスタートでした。
📆 書類作成にかかった実際の日数
書類 | 着手〜完成まで | コメント |
---|---|---|
履歴書 | 約2日 | 基本情報の確認+志望動機の修正に時間がかかった |
職務経歴書 | 約4日 | 営業実績と技術転職へのつながりをどう書くか悩んだ |
自己PR | 約2日(書き直し含む) | 家庭との両立や転職理由をどう伝えるかを推敲 |
→ 合計:約1週間ほどかかりました。
毎晩、子どもを寝かせた後に少しずつ進めていたので、実働は1日1時間程度でした。
✍️ 書類作成でやって良かった3つのこと
- 「過去→今→未来」の流れで志望動機を構成した
- 営業経験の中で「技術職と関わった事例」を具体的に書いた
- 「家庭があるからこそ転職した」というリアルな理由も記載した
これらを盛り込んだことで、**技術未経験でも「納得感のある転職理由」**として伝わったと思います。
🧠 エージェントからのフィードバックが神だった
特にdodaの担当者は、
「ここのエピソードは、もっと読者視点(=採用側視点)で言い換えましょう」
「この文脈なら、“安定より挑戦”がキーワードですね」
など、自分ひとりでは絶対に気づけなかった言い回しや構成の提案をしてくれました。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート4|応募開始〜面接調整までの期間

📬 書類提出から応募までのスピード感
書類が整ったあとは、いよいよ「企業への応募フェーズ」。
ここからが一気に**“転職活動っぽくなる”実感**が湧いてきました。
エージェント経由では、企業とのやり取りを担当者が進めてくれるため、
自分は「どこに応募するか」「スケジュールをどう調整するか」に集中できました。
📆 応募から面接調整までのスケジュール(実例)
ステップ | 所要期間 | 備考 |
---|---|---|
応募(エージェント送信) | 当日 or 翌日 | 土日挟むと遅れあり |
書類選考 | 平均3〜5営業日 | 長いと1週間超もあり |
面接日程の調整 | 平均1〜2営業日 | 候補日提出→企業返信で数日かかる |
応募から最初の面接までの平均期間:約10日〜2週間前後。
仕事をしながらだと、日程調整だけでも一苦労でした。
👨👩👧 家庭持ちならではのスケジュール調整の工夫
日程を組むうえで、僕が意識していたのは以下の3点:
- 面接は「午前 or 16時以降」など、休暇を半休で済む時間にリクエスト
- 妻とGoogleカレンダーで予定を共有し、家庭の混乱を防止
- 面接日=妻の実家に子どもを預ける or 親のサポート日と合わせた
これらの調整をしておくと、精神的な余裕も段違いでした。
🧠 面接前の準備で感じた“転職の重み”
面接が決まると、嬉しさと同時に一気に緊張感が増しました。
「この企業で家族を養っていけるか?」
「この仕事で“父親としての時間”は取れるのか?」
そんな視点で求人票を見返すようになり、
“条件”ではなく“生活”を基準にした選び方に変わっていきました。
👨💼 今の仕事に違和感がある方へ
家庭や子どもの将来を考えて「そろそろ動こうかな」と思ったら、まずはここから。
あなたの状況に合わせた最適な求人媒体を無料で提案してくれます。
求人広告のお悩み、なんでもご相談ください。【求人広告ドットコム】100種類以上の求人媒体から最適解を無料公開。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート5|面接の時期と件数

📆 面接が集中したのは「応募から2週間後」
書類選考を通過した企業からは、
応募から10〜14日ほどで一次面接の案内が届き始めました。
一度動き出すと一気に予定が入るのがこのフェーズ。
僕の場合、以下のようなスケジュールになりました。
📋 実際の面接スケジュール例(1週あたり)
曜日 | 面接内容 | 時間帯 | 備考 |
---|---|---|---|
月曜 | 企業A 一次面接 | 午前10時 | 有給を半日取得 |
水曜 | 企業B 一次面接 | 午後16時 | 時間調整して早退 |
金曜 | 企業A 最終面接 | 午前9時 | 妻の実家に子ども預けて |
1週間で3件の面接は精神的にも体力的にもきつかったですが、
「選ばれている感覚」が少しずつ自信に変わっていきました。
🤝 面接件数のリアル
面接ステージ | 件数 |
---|---|
一次面接 | 5社(うち2社辞退) |
最終面接 | 3社 |
内定 | 1社(希望条件を最も満たしていた) |
特に印象的だったのは、技術未経験でも「家庭持ちならではの安定志向」が評価されたこと。
「この人なら長く働いてくれそう」と思ってもらえる要素になったようです。
🧠 面接で意識していたポイント
- 自己紹介よりも“家庭との両立”の工夫を語る
- 「なぜ未経験でも挑戦したいか」を具体的に言語化
- 「転職後の働き方」についても質問しておく
この辺りをしっかり準備することで、家庭があるからこその強みが伝わったと思います。
🔧「家族を養うために、安定した環境で働きたい」
そんなあなたにおすすめなのが、工場系×寮完備の技術求人。
地方在住・家庭持ちの方からも高い支持を受けているサービスです。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート6|内定獲得のタイミング

💻 通勤・残業・育児との両立…働き方の悩みは増えるばかり。
家庭持ちパパこそ、「働き方に柔軟性がある」求人を探してみませんか?
リモート/フレキシブル案件に強いエンジニア転職は【クラウドリンク】
📧 そのメールは突然にやってきた
面接から4日後の朝、
エージェント経由で1通のメールが届きました。
「〇〇社より、内定のご連絡が入りました。」
…正直、涙が出そうでした。
嬉しさもありつつ、**“ここまでの全てが報われた”**ような感覚。
📆 面接から内定までは約1週間
僕の場合、企業によって差はありましたが、最終面接後の返答は平均5〜7日。
企業Aからの内定連絡は、まさに“ちょうど1週間後”でした。
ステップ | 所要期間 | 内容 |
---|---|---|
一次面接 | 月曜 | 技術職としての意欲と姿勢を確認される |
最終面接 | 金曜 | 家族との両立や働き方の質問が中心 |
内定連絡 | 翌週金曜 | メールで通知+条件提示書の添付あり |
🧠 意外と聞かれた「家庭」と「継続性」
内定をもらった企業で印象的だったのが、
「お子さんが小さいとのことですが、今後の働き方に不安はありますか?」
「安定して長く働ける環境を探しておられる理由は?」
といった**“家庭を前提とした質問”**。
これに対して、
- 家族と話し合って転職を決めたこと
- 育児参加のために働き方を見直したこと
- 通勤時間や残業の条件も確認したこと
などを丁寧に答えることで、“計画的な転職”と受け取ってもらえたのだと思います。
💡 ここでようやく「転職してよかった」と感じた
それまでの書類作成・面接調整・家庭とのバランス──
すべてがこの「内定通知」のためのプロセスだったんだと思えました。
しかも、「希望条件の大部分を満たした上で」の内定。
この時点で、初めて**“自分の市場価値”**を正面から認識できました。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート7|全体スケジュールの振り返り

🗓 応募から内定まで、何日かかった?
実際の転職活動の全体スケジュールをまとめると、以下のようになりました👇
✅ 転職活動スケジュール実例(家庭持ち×技術職転職)
ステージ | 期間 | 備考 |
---|---|---|
転職を決意 | 0日目 | 子どもの一言がきっかけ |
エージェント登録・面談 | 1〜4日目 | リクルート・doda・マイナビに登録 |
書類作成・添削 | 5〜12日目 | 約1週間(夜のみ作業) |
書類選考 | 13〜18日目 | 書類通過は3社(応募5社) |
一次面接 | 19〜25日目 | 3社中2社が同週に集中 |
最終面接 | 26〜30日目 | 最終的に2社通過 |
内定通知 | 31〜34日目 | 応募から約1ヶ月で内定獲得 |
📌 合計:約1か月強(34日)
📊 家庭と両立しながら進めるための時間感覚
- 子どもが寝たあと/土日で書類作成と振り返り
- 面接は有給や半休を駆使して調整
- 家庭の予定を共有カレンダーで管理(妻と連携)
「毎日フル稼働!」ではなく、家庭に負担をかけないようバランスを取りながら進めました。
💡 このスケジュールで感じたこと
- 「思ったよりスピーディーに進む」
- 「でも“準備不足”だと1回の面接で落ちる可能性が高い」
- 「家族の理解と連携がなければ難しい」
🧠 家族との事前共有が成功のカギ
転職活動を始める前に、以下を妻と共有したのがとても大きかったです👇
- 何社くらい受けるつもりか
- 面接の頻度と有給の使い方
- 子どもの預け先の確保(親・保育園延長)
- 内定後の家計・働き方の見通し
「一緒に進める」感覚を持ってもらうことが、家庭持ち転職の一番の土台になります。
📘「職務経歴書や面接対策、自信がない…」という方へ
家庭があるからこそ、転職は慎重に進めたい。
type転職エージェントは、“準備”から支えてくれます。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート8|家族との共有と反応

👩 妻に最初に話したときのリアクション
転職活動を始める前、妻にはこう伝えました。
「仕事と家庭のバランスを見直したい。
できれば、もっと子どもたちと過ごす時間を増やしたい。」
妻の反応は──
🗨「私もそう思ってたよ。あなたが朝も夜もいないのは、子どもたちにも寂しいと思う。」
…涙が出そうになりました。
**ずっと我慢させてたんだな…**と。
🧠 活動中の家庭サポートは“パートナーシップ”がカギ
転職活動中は不規則な予定も多くなります。
我が家ではこんな工夫をしていました👇
- 📅 Googleカレンダーで予定を共有
- 🧺 家事や子どもの送迎は分担して調整
- 🛋 面接前日は子どもの寝かしつけを妻が担当(集中できるように)
**「夫婦でプロジェクトを進めている感覚」**が、精神的にも大きな支えになりました。
👧 子どもたちの反応は「おかえり!」のひと言
内定が決まり、残業の少ない職場へ移ったあとのこと。
夕方5時台に帰宅すると、5歳の娘が玄関まで走ってきて──
「パパ、なんでこんなに早いの!?うれしい〜!」
あの瞬間に、「転職してよかった」と心から思えたんです。
📌 転職は“自分のため”だけじゃない
- 「もっと子どもと関わりたい」
- 「妻に負担をかけすぎたくない」
- 「家族とちゃんと顔を合わせる毎日を送りたい」
それは“わがまま”ではなく、家族の未来を守るための選択だと思っています。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート9|応募〜内定までで大変だったこと

🧠 大変だったこと①|「時間の捻出」
家庭を持って働きながらの転職活動は、とにかく時間が足りません。
- 書類作成は子どもが寝た後の22時以降
- 面接は有給を細かく調整し、何度も同僚に謝罪
- 仕事と家庭の合間でスマホ片手に企業研究…
毎日ギリギリの時間感覚のなかで、心の余裕をどう保つかが試されました。
🧠 大変だったこと②|「応募企業の選定」
理系職・技術職を目指していても、「未経験可」の文字に甘えて応募しても通らないことが多々。
- 応募要件に「CAD経験歓迎」と書かれていて焦る
- 実務経験不足で、そもそも書類選考すら通らないことも
- 「家庭持ち×未経験=マイナス評価になるかも」と不安になる日々
でも、エージェントと相談しながら、“応募先を絞る力”がついてきたのもこの時期です。
🧠 大変だったこと③|「メンタルの上下」
面接後の「結果待ち」の期間が特につらかったです。
- 一社目の書類落ち → 正直、かなり落ち込む
- 面接で答えに詰まった日 → 自己嫌悪で眠れない夜も
- 家族に弱音を吐けず、ひとりで抱え込んでしまうことも…
でもそのたびに妻の
「全部落ちても、今の家族はあるから大丈夫」
という言葉が救いになりました。
💡 大変だったけど「全部、自分の財産になった」
失敗も不安も焦りも──
そのすべてが、転職後の“安心した生活”に繋がっていると感じます。
「自分で動いた結果」が、
「家族のための選択肢」になった。
それがこの活動の一番の成果だったかもしれません。
📚 あわせて読みたい記事(内部リンク)
🟨 パート10|まとめ|転職に時間がかかっても大丈夫

✅ 結論:転職にかかった日数より、「自分で選んだ道」に意味がある
今回の転職活動は、書類作成〜内定までおよそ1か月ちょっと。
けれど、そこに至るまでの準備や家族との対話も含めれば、3か月に近い時間をかけた選択でした。
💡 転職活動で得た3つのこと
- 「働く目的」が明確になった
→ 家族と自分の人生をどうつくりたいか、を考えた - 「家庭との両立」ができる転職は可能だった
→ 有給調整や面接時間の工夫、エージェントの活用で実現できた - 「転職=我慢を手放すこと」だった
→ 仕事も家庭も、どちらも大切にできる環境は探せばある
📬 これから転職するあなたへ伝えたいこと
- 「今の働き方に違和感がある」
- 「子どもともっと過ごしたい」
- 「技術職にチャレンジしたい」
もし一つでも当てはまるなら──
その気持ちにフタをせず、動き出していいと思います。
🧠 転職には時間がかかる。それでいい
- 書類で落ちる
- 面接で詰まる
- 家族と意見がすれ違う
- 本当にこの道でいいのか迷う…
それでも大丈夫。
悩んだ時間も、すべて“納得して決めた”という裏付けになります。
✍️ 最後に
転職活動は「内定を取ること」がゴールじゃない。
家族と自分が、笑顔でいられる毎日をつくる手段です。
だからこそ焦らなくていいし、比べなくていい。
このブログが、あなたの一歩を少しでも軽くできたら嬉しいです。