次の DEMO を見に行く

【転職先の選び方】求人票から読み取るべき注意点5つ

1midorimasuku@gmail.com

目次(目的の場所へ飛びたい方はクリック)

✅ 結論

🎯 求人票は“建前のかたまり”。そのまま信じると失敗します。


「未経験OK」「家庭との両立可能」「残業月20時間程度」
一見ありがたく聞こえるワードも、よく読めば**“都合よく書かれた文章”**であることが多いです。

特に家庭を持っての転職では、
**「聞いていた話と違う」**が命取り。

  • 残業の影響で保育園に間に合わない
  • 想定より月収が低くて家計が回らない
  • 実は離職率が高い部署だった…

こういった“後悔”を避けるためには、
「求人票を読む力」=会社の“本音”を見抜く力が必要です。


本記事では、私自身の転職経験と周囲のリアルな事例を元に、
求人票から読み取るべき5つの注意点を、実例付きで解説していきます。


第1章:「未経験歓迎」は“誰でもOK”ではない


求人票の中でもっとも誤解を生みやすいのがこの言葉👇

未経験歓迎/未経験OK/ブランク可

一見、「誰でも大丈夫そう!」と思ってしまいますよね。
でも、実際にこの表記がある企業の意図は、以下のように分かれます。


📌 よくある“未経験歓迎”の内訳パターン

表現実際の意味
未経験歓迎!丁寧に教えます→ 経験者がほぼ来ないので、教育せざるを得ない現場
経験不問・人物重視→ スキルより「長く続けられるか」を見ている
業界未経験OK→ 業界だけでなく職種経験もないと苦労するケースも

❗未経験歓迎の求人は“人手不足”の表れでもある

求人票に「未経験歓迎」とある会社の多くは、離職率が高い・人が定着しない職場でもあります。

特に以下のようなパターンは要注意:

  • 複数の転職サイトで同じ求人を連続掲載している
  • 職場見学OKや即面接OKなど、スピード重視の採用を打ち出している
  • 雇用条件が「現場ごとに異なる」と書かれている

📌こういった求人は、教育体制やマニュアルが未整備なケースが多いです。


✅ 家庭持ちの転職におけるポイント

家庭がある人は、入社後に「試行錯誤の連続」は避けたいもの。

  • しっかりOJTがあるか
  • チーム内の教育制度は整っているか
  • 入社後の流れを質問したときにスムーズに答えが返ってくるか

これらを面接で確認できるよう、事前に“聞くリスト”に入れておきましょう。


🔗 関連記事もチェック!

📎 【未経験歓迎の罠?】求人票の本音と建前を見抜く方法
📎 【実体験】理系未経験でも転職成功できた理由
📎 【FAQ】技術職の仕事内容ってどんなことをするの?


第2章:「月給〇万円〜」の“〜”に注意!


求人票でよく目にするこの表記👇

月給:250,000円〜400,000円

一見「最高40万円もらえるかも!」と期待しがちですが、
実はこの“〜”の部分には企業の“都合の良さ”が詰まっていることが多いのです。


◆ 採用時は「下限スタート」がほぼ当たり前

ほとんどの求人は、「経験・スキルを考慮の上決定」と書かれていても、
実際に採用されると**“最低ライン”での提示が基本**です。

なぜなら企業としては、

  • 「まずは様子見で」
  • 「評価してから上げればいい」

という姿勢で給与設定することが多いから。

📌家庭があると、“見込み年収”より“確定年収”が大事になります。
ボーナス・昇給が不確定なら、月収下限で計画を立てましょう。


◆ 住宅手当・家族手当・交通費込みの“月給表示”に要注意

求人によっては、基本給以外の手当を含んだ月給で表記されている場合があります。
その場合、「手当が削られる=即ち減給」のリスクが潜んでいます。

例)

  • 月給:300,000円(基本給220,000円+家族手当10,000円+固定残業代70,000円)
    → 実質、**“基本給ベースでの昇給や賞与は少額”**になる可能性大

◆ 昇給制度の文言をチェック!

「昇給あり(年1回)」
「給与改定 年2回」

こうした表記はありますが、“実際に上がる”とは限りません。

  • 評価制度の実態は?
  • 昇給率の平均は?
  • 入社初年度の昇給実績は?

などを、面接時に聞けるように準備しておくことが大切です。


✅ 家庭持ちがやるべき“収入の見極めポイント”

チェック項目意図
月給の「下限」ベースで家計試算する昇給や上限に期待しすぎない
手当込みか基本給のみか確認する昇給・賞与の基礎となる金額を把握するため
昇給・賞与の実績や評価制度を面接で確認キャリアアップ後の見通しがつく

📌 月給や年収の「〜」の意味、ちゃんと説明してもらえていますか?
自分では交渉しにくい「給与」「昇給制度」の裏側は、プロに聞くのが一番早い。
家庭持ちの転職で“生活が狂わないために”、条件交渉はプロと一緒に進めましょう。

dodaチャレンジ

🔗 関連記事もチェック!

📎 【実例比較】転職前後の家計簿を公開|収入・支出のリアル
📎 【年収交渉】実際に通った言い方と失敗した言い方
📎 【転職準備】家族と話し合っておくべき5つのこと

第3章:「残業月20時間程度」の“程度”のさじ加減


求人票にあるこの文言👇

残業月20時間程度
月平均残業時間15〜30時間

一見、
「毎日1時間も残業しないなら家庭との両立もいけそう」
と感じますが…

❗ここにこそ“ブラックかホワイトか”の分かれ道が隠れています。


◆ “程度”は実績ではなく、あくまで目安

企業によっては「繁忙期は倍以上になる」「実際は毎日1〜2時間」なんてことも。
「20時間程度」と書かれていても、1日2時間×22日=44時間になることもザラです。


◆ 残業時間の定義が企業で異なる

要注意なのは、“残業”とカウントされる時間の基準です。

例)

  • 始業30分前の朝礼/掃除は残業に含まれない
  • 定時後の片付け・日報も“業務”ではない扱い

📌その会社にとって“残業”とは何を指すのか、
「始業・終業の実態は?」と面接で具体的に聞く必要があります。


◆ 家庭がある人にとっては「毎日30分」でも死活問題

  • 保育園の迎えが間に合わない
  • 帰宅後の家事・子どもとの時間が削られる
  • 妻に負担が集中して夫婦関係に影響

📌毎日の“30分×20日=10時間”の積み重ねが、生活全体のストレス要因になります。


✅ 見落としがちな“働き方”の確認ポイント

チェック項目理由
残業が多くなる時期はいつか月次/四半期末/繁忙期など季節的要因を把握
定時は何時か、実際の退勤は何時か表面の数字ではなく、日常の動きを知るため
みなし残業制かどうか残業代が固定かどうかで給与にも影響が出る
子育て中の社員の残業実態を聞いてみる自分と似た立場の人が働きやすい環境かを見極める

🔗 関連記事もチェック!

📎 【家庭優先の転職】勤務条件を交渉する時のコツとNGワード
📎 【共働きの転職】夫婦の役割分担どうした?リアルな話
📎 【家庭持ち×転職】夏休み中の転職活動スケジュールの立て方

第4章:「家庭との両立可能」の実態は?見るべき文言


求人票に書かれている「家庭との両立可能」「子育て支援あり」などの言葉。
これは特に家庭持ちにとって一番安心したくなるフレーズですよね。

ですが…

❗「書いてあるだけ」で中身が伴っていない企業も多いのが現実です。


◆ よくある“両立可能”の文言と裏の意味

表現例実態の可能性
家庭との両立OK短時間勤務制度なし/定時帰宅できない雰囲気かも
育児と仕事の両立を応援します実際の育休取得率が低い/男性は制度を使えない風土も
有給休暇取得率◎繁忙期は取れない/上司に気を遣って申請できない

◆ 面接で「家庭と両立できるか」見抜くための質問例

以下の質問は、実態を探るのに非常に有効です👇

  • 「御社で子育て中の社員はどのように働かれていますか?」
    → 実例を聞くことで、制度が“使える雰囲気か”が分かる
  • 「突発的な子どもの体調不良時など、早退・お休みの取得しやすさは?」
    → 理解のある現場か、周囲のサポート体制が見える
  • 「在宅勤務や時差出勤など、柔軟な働き方は可能でしょうか?」
    → 柔軟性の有無が明確に分かる

📌“制度の有無”だけでなく“使いやすさ”まで探ることが重要!


◆ 求人票のどこをチェックする?

以下のような文言が具体的に書かれているか、要チェックです:

  • 「育児時短制度:小学3年生まで対象」など制度の年齢上限の記載
  • 「在宅勤務制度あり(週2回まで)」など制限や実施頻度の明記
  • 「男性の育休取得実績あり」など具体的な実績

✅ 家庭持ち転職者が“安心して働ける”求人票の特徴

明記されている内容安心度UPポイント
柔軟勤務(フレックス・リモート)あり家族の都合に合わせて働ける可能性がある
有給取得実績/取得率が具体的に明記実際に休める雰囲気があることを意味している
子育て支援制度が制度名と共に書かれている建前ではなく制度として明文化されている証拠

📌「家庭との両立可能」って書いてあるけど、本当?と思ったあなたへ。
実際に“子育て中の転職者”をサポートしてきた実績があるかどうかがカギ。
制度の有無だけじゃなく、“使いやすさ”まで聞ける相談先を持ちませんか?

求人広告のお悩み、なんでもご相談ください。【求人広告ドットコム】100種類以上の求人媒体から最適解を無料公開。

🔗 関連記事もチェック!

📎 【子育て世帯向け】転職活動中の生活リズムの整え方
📎 【転職面接】家庭持ちが“柔軟性”を伝える言い回しとは?
📎 【副業×技術職】副収入と本業のバランスはこう取る

第5章:求人票で不明な点は“質問リスト化”して面接で聞け


求人票だけで、すべてを理解するのは不可能です。
だからこそ、

✅ 「分からないことは面接で確認する前提」で準備しておくことが超重要。

特に家庭持ちの場合、「転職に失敗できない」という気持ちから、
遠慮して本音を聞きづらくなる人も多いですが…

実際は、質問できない方がリスクが高いんです。


◆ 面接で聞くべき“5つの鉄板質問”


① 残業の実態はどうなっていますか?

→「月20時間程度」とあるが、実際の定時と退勤時間を確認することでギャップを防ぐ。


② 子育て中の社員はどのように働いていますか?

→ 制度の“使いやすさ”を見極める質問。具体例が返ってこない企業は要注意。


③ 入社初年度の昇給実績や評価制度はありますか?

→ 「昇給あり」でも初年度は据え置き、という企業は多いため注意。


④ 有給取得のしやすさ、突発休への対応は?

→ 子どもの病気や家庭都合での欠勤が発生する可能性を前提に確認。


⑤ 入社後の1日の流れを教えてください。

→「朝の出社時間・休憩・終業」など、実際の生活スケジュールが組めるようになる。


◆ 聞くのが怖い時の“やわらかい言い方”例

  • 「御社で子育てと仕事を両立されている方の事例など、参考に聞かせていただけますか?」
  • 「実際に残業が発生しやすい時期や業務内容について教えていただけると助かります」
  • 「生活リズムをイメージしておきたく、1日の流れを知っておきたいのですが…」

📌 あくまで**“事前準備としての確認”**であることを伝えると、ネガティブな印象になりにくいです。


✅ 質問リストは“家族と一緒に”作るのがベスト

自分だけで考えると、つい給与や時間ばかりに目がいきがちですが…
奥さんや子どもと一緒に「どんな働き方をしたいか?」を話し合うことで、
本当に聞くべきことがクリアになります。

✔ 保育園送迎の時間
✔ 食事・お風呂・寝かしつけの役割分担
✔ 急な病気や行事への対応

こうした家庭の要素を、転職活動の判断基準に加えることが、後悔しない秘訣です。


🔗 関連記事もチェック!

📎 【質問例まとめ】面接で家庭のことを聞かれた時の答え方
📎 【チェックリスト】転職エージェントとの面談前に準備すべき7つのこと
📎 【保存版】家庭持ちが転職活動前にやるべきお金の準備

まとめ|求人票を“読む”力が、転職の成功率を左右する


求人票は、一見わかりやすく情報がまとまっているように見えますが、
その多くは「企業が都合よく伝えたいこと」だけが並んでいます。


✅ 求人票を“そのまま信じる”と、転職後の後悔につながる。


特に家庭を持っていると、
「想定と違った」「両立ができなかった」「生活が回らない」となれば、
家族にも大きな負担をかけてしまいます。


📌 本記事で紹介した5つのチェックポイント(再掲)

チェック項目見るべきポイント
「未経験歓迎」は人手不足や即戦力期待の可能性あり教育体制や業務の難易度を確認
「月給〇万円〜」の“〜”に期待しすぎない下限で家計が回るかをシミュレーションする
「残業月20時間程度」の“程度”は企業で定義が違う実際の退勤時間や繁忙期の情報を面接で確認する
「家庭との両立可能」は制度の“使いやすさ”をチェック男性・女性育休の実績/突発休暇の取得事例などを質問
疑問点はすべて“質問リスト”にして面接で聞く面接は“交渉”の場でもあり、聞かないと損

💬 家庭持ちパパこそ、“見えない情報”に強くなろう

制度や条件だけでなく、
「この会社での働き方は、家族と両立できるのか?」
を常にイメージして求人票を読むこと。

それが、転職の失敗を防ぎ、安心して次のキャリアに進むための第一歩です。


📌 求人票の見方が分かったら、次は“選ばれる準備”を始めましょう。
希望の働き方・年収・勤務地を伝えるだけで、企業側からのオファーが来ることも!
「納得できる転職」は、求人票だけで決めない仕組みから生まれます。

リモート/フレキシブル案件に強いエンジニア転職は【クラウドリンク】

🔗 関連記事まとめ(内部リンク)

📎 【未経験歓迎の罠?】求人票の本音と建前を見抜く方法
📎 【面接官の目線】家庭持ちの転職希望者が評価されるポイントとは
📎 【転職と育児】子どもがいるからこそ選んだ職場の条件
📎 【家庭優先の転職】勤務条件を交渉する時のコツとNGワード
📎 【チェックリスト】転職エージェントとの面談前に準備すべき7つのこと

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
ABOUT ME
うんば
うんば
👨‍🔧 38歳・2児の父が「営業→技術職」に転職成功! はじめまして、うんばです。理系出身ながら営業職に就職し、家族と過ごす時間を求めて35歳で未経験から技術職へ転職しました。このブログでは、家庭を持ちながらキャリアチェンジした実体験や、副業・家計管理について発信しています。
記事URLをコピーしました