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【転職と育児】子どもがいるからこそ選んだ職場の条件

1midorimasuku@gmail.com

目次

Part1|子どもがいる家庭にとっての“転職のリアル”


🎯【結論】

子どもがいるからこそ、今の働き方を見直す“最高のタイミング”になる。転職は家族の未来を守る一手だ。


「転職したい。でも、子どもがいる今じゃ難しいよな…」
家庭を持つと、こうした“ためらい”が頭をよぎります。私もかつてそうでした。

2人の子どもを育てながらフルタイムで働いていた私は、毎日のように「この働き方で本当にいいのか?」と自問していました。
でも結果的に──営業職から理系の技術開発職に転職し、家族と過ごせる時間・心の余裕・働きがいすべてを手に入れることができました。

このパートでは、「子どもがいるから転職は無理かも…」と感じている方に向けて、転職のリアルな悩みと突破口を、私自身の体験をもとにお伝えしていきます。


✅ 家庭を持つと転職は“自分だけの問題”じゃない

独身時代の転職では、「今の仕事が合わない」「もっと年収を上げたい」といった“自分基準”で動けました。
でも結婚し、子どもが生まれると話は別。

転職の影響範囲が広すぎるんです。

  • 子どもの保育園や学校のスケジュール
  • 妻の勤務形態とのすり合わせ
  • 住宅ローンや家計へのインパクト
  • 子育ての役割分担に与える影響

転職が家族全体のリズムを崩す可能性もある。だからこそ、簡単には動けない…それが「家庭持ち転職の壁」でした。


✅ それでも転職を考えた“きっかけ”は?

私は以前、営業職として働いていました。

  • 出社は6:50、帰宅は20:30〜22:00
  • 土日もお客様対応や商談で不在
  • 平日は子どもの寝顔しか見られない日々

そんなある日、5歳の長女にこう言われました。

「パパ、今週もまたお迎え来なかったね」

胸にズシンと響きました。
私は「家族のために働いている」と思っていたけれど、家族と向き合う時間を削って働いていたことに気づかされたのです。


✅ 子どもがいるからこそ、“家族目線”で働き方を見直すべき

この経験を通じて私は考えました。
「このままの働き方で、家族は本当に幸せだろうか?」と。

家族の生活、子どもの成長、自分の体力や気力──
すべてをバランス良く保つには、「今の仕事のままでいいのか?」という問いに真正面から向き合う必要がありました。

結果的に私は、「転職=家族の暮らしを守る選択肢」と捉え直し、リスクではなく可能性を広げる一歩として決断しました。


✅ 「収入>生活の質」はもう古い?

確かに、転職によって年収が少し下がる可能性はありました。
でも、家族と過ごす時間・心のゆとり・育児への参加という“人生のQOL(生活の質)”が上がるなら、それ以上の価値がある。

私が実際に転職して手に入れたものは──

  • 平日の夜、子どもと夕食を囲む日常
  • 保育園の送り迎えを分担できる暮らし
  • 土日は完全オフ、家族と遊びに行ける休日

これらは、**どんなに高年収でも買えない“家族との時間”**でした。


✅ 転職は“守るための攻め”でいい

「子どもがいるから転職できない」のではなく、
**「子どもがいるからこそ転職すべき」**だと今ならはっきり言えます。

  • 子どもが小さいうちに働き方を見直す
  • 家族と一緒に過ごせる時間をつくる
  • 育児にも積極的に関われる職場を選ぶ

それは、決して逃げではなく、未来を見据えた前向きな選択なんです。


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▶ 次回パートの予告

次のPart2では、実際に私が転職活動中に「どんな価値観の変化があったのか」「何を優先すべきだと気づいたのか」を具体的に掘り下げていきます。

Part2|転職活動中に気づいた“本当に大切なこと”


🎯【結論】

家庭持ちの転職は「年収」より「生活の質」がカギ。家族と暮らしを守るために、働き方を“選ぶ力”が必要だった。


「転職したい。でも、今より年収が下がったらどうしよう…」
「せっかく転職しても、前より忙しくなったら本末転倒だよな…」

転職活動を始める前、私はそんな不安でいっぱいでした。

でも、いざ動き出してみて感じたのは、

**“大切なのは「どこで働くか」より「どう生きたいか」だった”**ということ。

このパートでは、子育て中の私が転職活動を通して変わった「働き方への価値観」、そして家庭持ちだからこそ大切にした条件についてお話しします。


✅ 独身時代と“価値観”がガラリと変わった

20代の頃は、とにかく「年収UP」「キャリアアップ」「残業もやる気でカバー」が当たり前。

でも子どもが生まれてからは、価値観が激変しました。

▶ 優先すべきは「仕事」ではなく「家族との時間」

  • 保育園のお迎えに間に合わない
  • 子どもが熱を出しても会社を休めない
  • 妻に育児と家事が偏っていることに罪悪感
  • 土日に体力を回復させるだけで精一杯

「この働き方を10年続けて、自分も家族も笑っていられるか?」
そう思ったとき、転職の判断軸は“お金”ではなく“暮らし”になりました。


✅ 家族と一緒に考える「働き方の優先順位」

私は転職活動を始めるにあたり、まず妻と本音で話し合う時間を作りました。

「給料が少し下がるかもしれない」
「今より責任は減るけど、帰りは早くなる」
「定時で帰れる代わりに、大きな昇給は期待できないかも」

そんな話をすると、妻はこう言いました。

「毎日疲れ果ててるパパを見る方が、私はつらい」
「お金よりも、家族で過ごせる時間がほしい」

この言葉で、「家族にとっての幸せ=お金ではない」という気づきを得ました。


✅ 実際に設定した“ゆずれない条件”5つ

転職サイトやエージェントを使う前に、私がノートに書き出した条件は以下の通りです。

  1. 通勤時間は30分以内(できれば15分)
  2. 残業ほぼなし(定時退社が基本)
  3. 休日出勤・転勤・出張がない
  4. 育児への理解がある職場(休みやすさ)
  5. 給与は現状維持 or−3万円以内まで許容

営業職時代の私は、平日夜も土日も家にいないことが多く、妻にも子どもにも負担をかけていました。
だからこそ、家族との時間を最優先できる働き方に変えたかったのです。


✅ 求人票に書かれていない“本当の姿”を見抜く力が必要

求人票だけでは「本当の職場環境」はわかりません。
「残業なし」と書かれていても、実際には“空気的な残業”があったりします。

▶ 面接で聞いた“本音を引き出す質問”

  • 実際に育児中の社員はどれくらいいますか?
  • 定時退社している人の割合は?
  • 有給の取得率や早退の対応はどうなっていますか?
  • 保育園のお迎えなどに配慮されている働き方事例は?

面接官が曖昧にごまかしたり、経験者がいない職場なら、避ける判断もしやすくなります。


✅ エージェントを活用すると“家庭との両立”に強い求人に出会える

自分一人で求人サイトを見ていても、どれが家庭向きの職場か分からない…。

そんなときに活用したのが、**転職エージェント(私はdodaとリクルートを併用)**です。

▶「定時退社が当たり前の企業」「育児実績が多い会社」を中心に紹介してくれました。

▶「子どもがいる前提」でヒアリングしてくれるので、こちらも条件を遠慮なく伝えられました。


✅ 年収が全てじゃない。家族と“暮らしを楽しめる時間”こそ本当の報酬

私は転職によって、年収は年間20〜30万円ほど下がりました。
でも──

  • 朝は子どもと朝ごはんを食べて
  • 夕方は保育園のお迎えに行けて
  • 休日は家族で公園や図書館へ出かけて
  • 妻も安心して仕事に集中できるようになって

家庭の満足度は100%以上に跳ね上がったと断言できます。


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▶ 次パートの予告

次回【Part3|実際に選んだ“ゆずれなかった条件”とは?】では、
私が選んだ企業の具体的な条件や、なぜその条件を重視したのかを深堀りしてお伝えします。

Part3|実際に選んだ“ゆずれなかった条件”とは?


🎯【結論】

「家庭優先の働き方」を実現するには、“仕事の内容”よりも“働く環境”を重視すべき。給与・待遇より「暮らしに合うかどうか」が最優先だった。


「じゃあ、どんな条件で会社を選んだの?」
「家族との時間を優先しつつ、生活も守るにはどうしたの?」

ここでは、私が最終的に選んだ企業とその決め手になった5つの条件を紹介します。
同じように「子どもがいるから転職を迷っている」方の参考になれば嬉しいです。


✅ 私が選んだ職場の概要

  • 勤務先:地元企業(製造業・技術開発職)
  • 通勤時間:片道15分(自家用車、渋滞なし)
  • 勤務時間:8:00〜17:30、残業は月0〜5時間程度
  • 完全週休2日(土日祝)、有給取得率80%超
  • 家族手当あり、育児休暇制度も明文化

業界的には地味かもしれませんが、「地に足のついた働き方」ができる環境が整っていました。


✅ ゆずれなかった条件①|通勤時間は“家から30分以内”

以前の営業職では、毎日片道40分〜1時間の通勤が当たり前でした。
子どもが小さいうちは、通勤時間=家族時間の損失です。

通勤時間が15分になったことで──

  • 朝、子どもと一緒に朝食をとれるようになった
  • 妻が早番でも私が送迎をカバーできるようになった
  • 帰宅後にお風呂・寝かしつけにも参加できる

という風に、1日で使える“家族の時間”が倍以上に増えた感覚です。


✅ ゆずれなかった条件②|定時退社できる会社

営業時代は「残業=当たり前」という空気の中で働いていました。
でも今は、**「定時に帰ることが評価される社風」**の会社を選びました。

  • 残業は原則禁止(よほどのことがない限り無し)
  • 終業チャイムが鳴ると、社内の空気がスッと切り替わる
  • 早く帰る人が責められない風土がある

家庭を持つ人にとっては、この社風がとても大きい。
定時退社=家族との時間の確保=心の安定だと実感しています。


✅ ゆずれなかった条件③|休日出勤・転勤がない

家庭を持つ以上、「突然の転勤」や「休日出勤」は家族へのダメージが大きすぎると判断しました。

私が選んだ会社は:

  • 地元密着型、エリア限定勤務(転勤なし)
  • 土日完全休み(祝日も休み)
  • 平日祝日が休めると、保育園のイベントにも参加しやすい

営業時代はイベントの日に有休を取るのもひと苦労でしたが、今は**子どもの発表会や懇談会に“当たり前に参加できる”**生活です。


✅ ゆずれなかった条件④|育児への理解がある職場文化

制度があっても「雰囲気」が伴わなければ意味がない──
これは転職活動中、エージェントからも何度も言われたことです。

私が入社を決めた企業では:

  • すでに育児中の社員が多数在籍
  • 「お互いさま」の空気があり、早退・休みも言いやすい
  • 管理職も子育て経験者で、子どもの体調不良や保育園の呼び出しにも即対応OK

この文化がなければ、いくら制度があっても活用できないと痛感しました。


✅ ゆずれなかった条件⑤|業務内容より「ストレスの少なさ」

以前の私は「やりがいのある仕事」や「刺激的な環境」を重視していました。
しかし家庭を持った今、最も重視すべきは**“生活に支障をきたさない働き方”**でした。

私が今いる技術開発職は──

  • 自分のペースで進められる業務が多い
  • 社内中心の仕事で、外出・出張なし
  • 上司も穏やかで「詰められる」ことがない

「好きな仕事」よりも「安定した日々」が、
家庭との両立には何より大切でした。


✅ 実際にどうやってこういった求人に出会ったのか?

答えは明確です。

転職エージェントをフル活用したこと

自分で求人を探していたときは、条件に合いそうな会社はごくわずか。
でも、リクルートエージェントとdodaを併用することで──

  • 「家庭との両立を前提に」求人を紹介してもらえた
  • **求人票に書かれていない“内部の雰囲気”**まで教えてくれた
  • 自分では見逃していた“穴場企業”を紹介してくれた

エージェントに「譲れない条件5つ」を最初にしっかり伝えたことが、希望に近い企業と出会う近道になりました。


転職条件に妥協したくない方へ
「定時退社」「転勤なし」「育児理解あり」など、家庭と両立できる企業をdodaチャレンジなら厳選紹介してくれます。
家族がいるからこそ“希望条件はしっかり伝えていい”。まずは無料相談から始めてみましょう。

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▶ 次回パートの予告

【Part4|転職後の“生活の変化”と家族の反応】では、
実際に転職して生活はどう変わったのか、妻や子どもがどんな反応を見せたのかを具体的に綴っていきます。

Part4|転職後の“生活の変化”と家族の反応


🎯【結論】

転職は「生活」と「家族関係」に劇的な変化をもたらした。手取りが減っても、“暮らしの満足度”は確実に上がった。


転職後、私の生活はガラリと変わりました。
そして、変わったのは私だけでなく、家族全体のリズムと心のゆとりもでした。

「転職したら収入が下がるかも…」という不安はありました。
でも、今ではこう言えます。

「時間が増えたことで、すべてがうまく回り始めた」と。

このパートでは、実際に転職後に起きた日常の変化、家族のリアクション、そして生活の“体感的豊かさ”がどう変化したかをリアルに綴っていきます。


✅ 朝が“慌ただしさ”から“ゆとり”に変わった

営業時代の私は、朝6:00には起床して、6:50には家を出発していました。
朝ごはんはほぼ立ち食い。子どもとは一言も話せない日も多々ありました。

しかし、今は──

  • 朝6:30起床、7:35出発
  • 子どもと一緒に朝食を囲む時間がある
  • 妻と「今日の予定」を軽く共有できる
  • 保育園の持ち物確認・送り担当もこなせる

“1日のスタート”が整うことで、精神的な安定感が全く違うんです。


✅ 夜の過ごし方が「子どもと一緒」に変わった

以前は20時過ぎに帰宅して、子どもが寝る直前に顔を合わせるだけ。
夕飯は別、寝かしつけも完全に妻任せでした。

それが転職後は──

  • 17:30退社→18:00には帰宅
  • 一緒にごはんを食べて、一緒に風呂に入り、絵本を読む
  • 就寝前の時間が“子どもとの濃い対話時間”に

この変化に、子どもは明確に反応してくれました。

「パパ、今日も帰ってきてくれてうれしい!」
「お風呂一緒に入るの、また明日もね!」

父親としての“役割”を毎日感じられるのは、何よりのご褒美です。


✅ 妻からの“安心”と“信頼”が増した

転職前、私が夜遅く帰る日が続くと、妻はこんな表情を見せていました。

  • 「今日も一人で全部やらなきゃか…」
  • 「子どもの対応も家事も限界なんだけど…」
  • 「明日もこれが続くのか…」

でも、今はどうかというと──

  • 2人で家事・育児を分担できている
  • 妻が疲れている日は私がメインで回せる
  • お互いの“余白”ができ、イライラも激減

転職してからは、夫婦間のちょっとした会話のトーンまで明るくなりました。


✅ 土日の過ごし方が“消耗”から“充電”に変わった

営業時代は、土日も接待や付き合いがあり、家にいても「疲れて寝てるだけ」の父親。
でも、今は違います。

  • 土曜:家族でお出かけ、買い物、子どもと公園
  • 日曜:午前は習い事や家の用事、午後は家族でまったり
  • 夜は一緒に夕飯→子どもの就寝→夫婦の会話 or 自分の副業時間

週末を「体力回復のため」ではなく、“家族時間”や“自己投資時間”に使える生活に。


✅ 家計は?支出と満足度のギャップ

手取りは営業時代より月2〜3万円減りました。
でも、支出面では以下の変化がありました。

項目営業職時代(月)転職後(月)差額
通勤交通費18,000円7,000円−11,000円
外食・中食費25,000円10,000円−15,000円
保険料12,000円4,088円−7,912円

合計:約34,000円の削減。
つまり、「収入は下がっても、支出を抑えた結果“黒字額は増えた”」んです。

そして何より──

“生活の質が爆上がりした”

これが数字以上に大きな転職の成果でした。


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【Part5|転職後に“逆に増えた支出”とその価値】では、生活の満足度は上がったけれど、その分増えた支出や価値ある投資についてお伝えしていきます。

Part5|転職後に“逆に増えた支出”とその価値


🎯【結論】

「支出を減らす」だけでなく、「増やすべき支出」を見極めることで、暮らしの充実度はさらにアップする。転職後に増えた支出は“未来への投資”だった。


Part4では、転職によって生活が豊かになっただけでなく、実際に支出も削減できたという話をしました。
しかし一方で、転職後に“むしろ増えた出費”もあります。

「え?黒字になったんじゃないの?」と驚かれるかもしれませんが、これは決して無駄遣いではなく、意味のある投資型支出です。

このパートでは、転職後に増えた具体的な出費と、なぜそれが生活の質向上につながったのかをご紹介します。


✅ 増えた支出①:子どもとのお出かけ・体験費用

転職して時間に余裕ができたことで、土日を使って家族でのお出かけが増えました。

  • 動物園、科学館、水族館などの入場料
  • 公園への交通費や昼食代
  • 季節ごとのレジャー(いちご狩り・花火・プールなど)

▶ 支出は月5,000〜10,000円程度アップ

以前は「行きたくても行けなかった」。
でも今は、「今しかない子どもの瞬間に触れられる時間」があるからこそ、お金を使う意味が変わったのです。

「消費」から「家族の記憶に残る投資」へ。


✅ 増えた支出②:副業やスキルアップへの自己投資

転職後、働き方に余裕が出てきたことで、副業や学びの時間を取れるようになりました。

  • 副業ブログを始めるためのサーバー・ドメイン費
  • Canva・ChatGPTなどのツール代(月数千円)
  • 資格取得講座や技術書籍代(例:月1冊3,000円程度)

▶ 年間で約5万円〜7万円ほどの投資に

でもこれは、**将来の収益やキャリアアップにつながる“前向きな支出”**です。
営業時代は「帰宅したら寝るだけ」だった生活からは考えられないほどの変化でした。


✅ 増えた支出③:教育関連費(教材・習い事)

転職してからは、子どもの学びや成長に向き合う時間も増えました。
その結果、「教育費」も自然と増えました。

  • 家庭学習用のドリル・絵本・知育おもちゃ
  • リトミック・英語・プログラミング体験教室(体験含む)
  • イベント参加費(親子講座など)

▶ 月平均で+3,000〜5,000円

これは「教育費=消費」ではなく、**子どもの可能性を広げるための“未来支出”**だと考えています。


✅ 増えた支出④:家族の健康と生活の質向上費

心と時間にゆとりができると、「自分や家族の体調管理」も大切にできるようになります。

  • 食材の質を少し良いものに(冷凍→生鮮中心)
  • 子ども用の体に優しい日用品(無添加せっけん等)
  • 妻や自分のヘアカット・整体・リラクゼーション利用

▶ 合計で月5,000円〜10,000円のアップ

「高級志向」ではありません。
「安かろう悪かろう」から「少しの余裕が心を整える」に変化した支出です。


✅ “意味ある出費”は家族の幸せに直結する

結果として、我が家の家計では「トータル支出は微増」となりましたが、“無駄な支出”は確実に減り、“価値ある支出”が増えたという実感があります。

支出の性質営業職時代技術職転職後
ガソリン代多い(往復80分)減少(15分)
外食費高い(外食・惣菜)減少(自炊)
保険料過剰加入精選・最小限
教育費・体験少ない増加
自己投資ほぼゼロ増加(副業含む)

✅ 「お金を使う」と「お金を失う」は違う

これは転職して一番感じたことかもしれません。
価値ある支出は“お金を増やす布石”になることがある、ということ。

  • 副業で少しずつ収益化できた
  • 育児や教育に関する体験が増えて子どもが楽しそう
  • 妻が「気持ちに余裕が出た」と言ってくれた

これらはすべて、“お金を正しく使った結果”得られたものです。


“転職後の成長”を考えるなら、今が始めどき
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次の【Part6|家計改善に役立った5つの習慣と工夫】では、支出のコントロールや夫婦の協力体制、具体的な仕組みについて解説していきます。

Part6|家計改善に役立った5つの習慣と工夫


🎯【結論】

家計を改善するコツは「特別な節約」よりも「日々の仕組み」。転職後の生活にフィットした習慣こそが、継続可能で効果的だった。


転職によって働き方が変わり、支出の内容も変わってきた我が家。
ですが、それだけで家計が改善できたわけではありません。

大切なのは、「収入が減っても暮らしの質を落とさず、自然とお金が残る仕組み」を作ること。
このパートでは、私たちが実際に取り入れてきた**“ゆるく続けられる5つの習慣”**を紹介します。


✅ 1. スマホ家計簿アプリで“お金の見える化”

転職直後に始めたのが、「Money Forward ME(マネーフォワード)」の導入です。
収入・支出・固定費が自動でグラフ化され、感覚的な“なんとなく使ってる”がなくなりました。

  • クレジットカードや銀行口座と連携するだけ
  • 家計の内訳を夫婦で共有
  • 月ごとの“黒字・赤字”が一目瞭然

これにより、「今月ちょっと使いすぎかも」が**“データで判断できるように”**なり、無駄遣いが激減しました。


✅ 2. 家計の週次ミーティングを“5分”だけ実施

毎週末、土曜か日曜の夜に「家計5分会議」を設けています。

  • 今週の支出の振り返り
  • 来週の出費予定(例:保育園の準備・外食予定など)
  • 生活費口座や予備費の残高確認

特別なことはしていませんが、「夫婦で意識を共有するだけ」でお金の流れが整うようになりました。
この習慣を始めてから、「あれ?これ買ってたの?」というすれ違いも激減。


✅ 3. 支払い手段を“目的別”に分ける

以前はすべての支出を同じクレジットカードにまとめていたため、毎月の引き落とし額が見えにくくなっていました。

転職後は次のように整理:

  • 楽天カード(夫名義)→固定費・自分の支出
  • 三井住友カード(妻名義)→食費・日用品など共有費
  • ゆうちょ銀行の共同口座→保育園・自治体の支払いなど

支払い手段を「用途ごと」に分けることで、使途不明金がほぼゼロに
月末に見返すストレスが減り、夫婦の会話も穏やかに。


✅ 4. 「年単位」の見通しを立てておく

毎月の家計管理だけでは、大きな支出(税金・保険・帰省費など)に対応しきれない。
そこで取り入れたのが「年間支出シミュレーション表」です。

  • 固定資産税・車検・保険料などを年単位で一覧化
  • 月ごとに「この月は出費が多い」などの予測
  • ボーナス月と通常月の差を埋める計画を立てる

結果、急な出費に焦ることがほぼゼロになりました。
今では毎年、家計の年間イベント表を年始に作るのが恒例です。


✅ 5. “使わないお金”を「先取り貯金」

最後の工夫は、「余ったら貯金」ではなく「先に貯金して使える額で暮らす」スタイルに。

  • 毎月の給料日後、iDeCoや投信の積立を先に引き落とす
  • 特別支出用に予備費を5,000円/月で取り分け
  • 残ったお金で生活を回す

意外なことに、**先取りするほうが“ストレスが減る”**んです。
「自由に使えるお金の範囲が分かっている」だけで、精神的にゆとりが生まれました。


✅ 結果:家計が“整っただけ”でなく“前向きになれた”

この5つの習慣を続けたことで、以下のような副産物も得られました。

  • 妻との会話が「家計報告」から「生活戦略」になった
  • お金のことで喧嘩が起きなくなった
  • 子どもの教育費や将来の家計シミュレーションも前向きに話せるように

「節約」ではなく「調整」
「我慢」ではなく「仕組み」

それが、転職後の家計改善において最も効果的だったアプローチです。


家計と副収入、どちらも整えたい方に
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お金の不安が減ると、暮らしの満足度も大きく変わります。

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▶ 次回パートの予告

【Part7|転職して変わった“家族との向き合い方”とこれから】では、生活と家計が整ったその先に見えてきた“家族の未来像”について掘り下げていきます。

Part7|転職して変わった“家族との向き合い方”とこれから


🎯【結論】

転職は「自分の働き方」を変えるだけでなく、「家族との関係性」そのものを変えるチャンスだった。未来に向けて“共に歩む家庭”を築くきっかけになった。


転職活動を始めたとき、正直なところ、私は「仕事の悩みを解決するため」に動き出しました。
でも、転職して得たものは、それ以上に家族との関係性の変化でした。

このパートでは、転職後に私が感じた「家族との距離感の変化」や「夫婦・父親としての意識の変化」、そして今後の暮らしやキャリアへの展望について、リアルにお伝えします。


✅ “働く理由”が「生活のため」から「家族のため」へ

営業職時代、仕事に追われていた私は「家族のために働いている」と思い込んでいました。
でも今思えば、それは**“時間と心”の両方を犠牲にした働き方”**だったのです。

転職後、定時に帰宅して子どもと遊ぶ時間が増えたり、家族と一緒に夕食を囲む時間が日常になったことで──

「家族のために働く」が“実感”に変わった

「この仕事があるからこそ、家族との時間が守れる」
そう思えることが、働くことそのもののモチベーションになりました。


✅ 妻との関係性にも“変化”があった

以前の私は、「稼いでいるから」と無意識に家庭の役割を妻に任せがちでした。
でも転職後は、早く帰宅できるようになった分、積極的に家事・育児を担うように

  • 保育園の送迎を交代制に
  • 夕飯の片付け、風呂、寝かしつけを分担
  • 妻の「一人時間」を意識的に確保

すると、妻の笑顔が明らかに増えました
ちょっとした夫婦の会話にも余裕が生まれ、「ありがとう」が増えていくのを実感しています。


✅ 子どもたちの反応が“何よりの答え”

「パパ、きょうははやかったね!」
「おふろいっしょにはいろう〜」
「パパとねるのたのしみ!」

転職してから、子どもたちが私に見せる表情が明らかに変わったと感じています。

以前は「パパ=週末に会える人」だったのが、
今では「パパ=いつも一緒にいる人」へ。

父親として、“その場にいる存在”になることが何より大切だったのだと気づきました。


✅ “共に暮らす”ではなく“共に生きる”という意識へ

転職してから、家族との関係性が「同じ空間で過ごす」から「一緒に未来をつくる」へ変わったように思います。

  • 一緒にごはんを作る
  • 習い事や進路の話をする
  • 将来の夢や希望を語る

「家族がいるから頑張れる」ではなく、
**「家族と一緒に進むために働く」**という感覚です。


✅ 転職は“終わり”ではなく“スタート”だった

転職活動が終わったとき、「やっと一段落だ」と思っていました。
でも実際は、**新しい働き方と暮らしの“はじまり”**だったのです。

  • 仕事と家庭を両立するスキルが求められる
  • 副業やスキルアップも自ら選択できる自由が生まれる
  • 家族のためにどう生きていくかを“考え続ける”日々が始まる

「転職=ゴール」ではなく、
“よりよい暮らし方”を模索する第2章のはじまりでした。


✅ これから目指したい暮らしと働き方

今後の目標は、以下の3つです。

  1. 副業収入で家計のゆとりを作る(ブログ月5万円が目標)
  2. 育児と仕事をさらに柔軟に両立できる働き方を模索する(リモート導入など)
  3. 子どもと「お金・働き方・生き方」の話ができる親になる

転職を通じて得た時間と経験は、必ず家族の未来につながると信じています。


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▶ 次はまとめへ

ここまで読んでくださった方に、最後は【まとめと行動ポイント】として、今後の「働き方を見直したい家庭持ちの方」へ向けて具体的なステップを提示します。

まとめ|子どもがいるからこそ、“暮らしに合った働き方”を選ぶ


🎯【結論の再確認】

「転職」はリスクじゃない。“家族の未来を守るための選択肢”だ。手取りが減っても、時間と心のゆとりが暮らしを整えてくれる。


この記事では、私が35歳で家庭を持ちながら、営業職から技術開発職へと転職したリアルな過程をお伝えしてきました。

「子どもがいるから無理」と思っていた私が、
実際に転職して得たものは、生活の質・家族との時間・自分らしい働き方でした。

最後に、本記事のポイントと今すぐできる行動ステップをまとめておきます。


✅ 本記事のポイント【振り返り】

見出しポイントの要約
Part1:子どもがいる家庭にとっての転職のリアル働き方を見直すきっかけは「子どもの存在」だった
Part2:価値観の変化年収より“家族との時間”が最重要と気づいた
Part3:選んだ条件通勤・残業なし・転勤なし・社風を重視した転職先を選定
Part4:生活の変化毎日の暮らし・夫婦関係・子どもとの関係が改善
Part5:増えた支出教育・体験・自己投資など「意味ある支出」が増加
Part6:家計改善の習慣見える化・仕組み化・夫婦共有が節約より効果的
Part7:家族との向き合い方共に過ごすだけでなく“共に未来をつくる”意識へ

✅ 今すぐできる行動ステップ【チェックリスト】

転職に踏み出す前に、以下のステップを試してみてください。

  • 現在の生活の“違和感”を言語化する(なにがつらい?なにを変えたい?)
  • 家族と「今後の暮らし方」について話し合う(ゴールを共有)
  • “ゆずれない条件”を3つ決める(通勤時間・残業の有無・給与など)
  • 転職エージェントに登録して、情報収集をスタート(見るだけでもOK)
  • 今の支出を見直して“変えられるお金”と“守りたい暮らし”を明確にする

✅ 「無理せず、でも諦めずに」

家庭があると、転職はたしかにハードルが高くなります。
でもそれは、「守るものがある」からこその迷い。

それならこそ、**“家族と一緒に進める転職”**を選びましょう。
私自身、「子どもがいるから動けない」と感じていた日々を乗り越えたからこそ、今はこう言えます。

「家庭があるからこそ、転職は価値ある一歩になる」


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うんば
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👨‍🔧 38歳・2児の父が「営業→技術職」に転職成功! はじめまして、うんばです。理系出身ながら営業職に就職し、家族と過ごす時間を求めて35歳で未経験から技術職へ転職しました。このブログでは、家庭を持ちながらキャリアチェンジした実体験や、副業・家計管理について発信しています。
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